ゼミナールI講演

日時(Date): 平成29年2月6日(月)3限 (13:30 -- 15:00)
Mon., Feb. 6th, 2017 (3rd Period, 13:30 -- 15:00)
場所(Location): L1
司会(Chair): 川上 朋也

講演者(Presenter): 田谷紀彦 (TAYA,Norihiko), 日本電気株式会社(NEC Corporation)
題目(Title): これからのコンピューティングが脳から学ぶこと
概要(Abstract): 1) 技術が社会に与えるインパクトと、2) 人の能力と比較したときのAIの課題について、学生にも考えてもらいながら講義を進めます。 企業で研究開発を進めている立場から、技術が社会実装されたときの影響に ついては産業革命にはじまり今の情報革命にいたるまでの歴史を概観し、 AIが人の仕事を奪うと巷間騒がれる中で、技術が社会に与えるインパクトを 考えることの重要性を前半で話します。 後半では、研究対象としてのAIにおいて、過去のAIブームでも課題が指摘 されながらいまだに解決が難しいといわれる課題から1つを取り上げ、これから 研究を本格的に進める学生の皆様になにがしかのヒントを与えることができれば と考えています。
講演言語(Language): 日本語
講演者略歴(Biography): 現在、日本電気株式会社で、NECブレインインスパイヤードコンピューティング 協働研究所に所属。 東京大学工学部卒業、同大大学院修了、国立国語研究所での日本学術振興会特別 研究員を経て、NECに入社。営業部門、事業部門を経て、現在は「脳に倣う 新しいコンピューティング」の研究開発に従事。博士(医学)。

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