ゼミナールI講演 |
---|
日時(Date): | 平成28年12月19日(月)3限 (13:30 -- 15:00) Mon., Dec. 19th, 2016 (3rd Period, 13:30 -- 15:00) |
---|---|
場所(Location): | L1 |
司会(Chair): | 吉野幸一郎 (Koichiro Yoshino) |
講演者(Presenter): | 鄭育昌(株式会社富士通研究所) CHENG Yuchang (FUJITSU LABORATORIES LTD) |
---|---|
題目(Title): | 自然言語処理技術による円滑なコミュニケーションの実現にむけて |
概要(Abstract): | 富士通研究所では言語処理や音声処理などのメディア処理技術を活用したコミュニケーション支援技術の研究を行っている。
その一環として講演者は、インスタントメッセージなどのテキストを媒介とするテキストコミニュケーション、特に企業における業務用途にフォーカスして、コミュニケーションの円滑化に取り組んでいる。
企業におけるテキストコミニュケーション円滑化を阻害する主な要因として、業務文書中の表記揺れ、あいまいな表現などがある。
また、正確性だけではなく、読み手にとって親しみやすい、わかりやすい表現の生成も課題である。
本講演では、業務用途のテキストコミニュケーション円滑化のための、以下の技術を解説する: 1、業務文書作成支援における文章中の誤り表現検出技術と用語統一支援技術 2、インスタントメッセージの機械翻訳の前処理としての主語補完技術と崩れ表現検出技術 3、デジタルマーケティングに適用可能な受け手の関心を引く、印象的な表現の自動生成技術 |
講演言語(Language): | Japanese |
講演者略歴(Biography): | 1976年生。2008年奈良先端科学技術大学院大学博士課程修了。博士(工学)。株式会社ジャストシステムを経て2011年から富士通研究所。現在、株式会社富士通研究所メディア処理研究所感性メディア処理プロジェクト。スタッフリサーチャー。主に、機械翻訳、自然言語処理の研究開発に従事。 |