ゼミナールI講演 |
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日時(Date): | 平成28年5月18日(水)3限 (13:30 -- 15:00) Wed., May 18th, 2016 (3rd Period, 13:30 -- 15:00) |
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場所(Location): | L1 |
司会(Chair): | Graham Neubig |
講演者(Presenter): | 澤田 宏(日本電信電話(株) NTTコミュニケーション科学基礎研究所) Hiroshi Sawada (NTT Communication Science Laboratories, NTT Corporation) |
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題目(Title): | 多次元複合データ分析技術 |
概要(Abstract): |
多くの属性を持つ多次元データを分析し,データに内在する潜在構造(クラスタ)を抽出する技術に関して,もっともシンプルな2属性の関係は行列で表現され,特に非負値データを扱う場合は非負値行列因子分解(NMF: Nonnegative Matrix Factorization)として幅広く用いられている.
我々はNMFおよびそのテンソル拡張であるNTF: Nonnegative Tensor Factorizationをベースにして,より多い4属性以上を持つ多次元データを効率良く分析する技術を提案している.本講演では,NMFの概要と応用例から始めて,属性の数を増やしていく際に発生する問題点を解決するアプローチについて述べる.また,種々の実データに対して適用した結果を示す. |