ゼミナール発表

日時: 09月28日(Wed)4限


会場: L1

司会: 加藤 有己
瓦谷 佳祐 M ソフトウェア基礎学 伊藤 実 安本 慶一 井上 美智子
発表題目:自己安定極大独立点集合問題の出力単調収束について
発表概要:近年,多数の計算機が通信リンクで相互に接続された分散システムが注目を集めている. 分散システムに必要とされている性質のひとつに,故障耐性がある.故障耐性には,故障の発生や影響が外部から見えないマスキングという性質と外部から見えるノンマスキングという性質がある. 耐故障分散アルゴリズムの設計手法のひとつとして,自己安定という概念がよく研究されている.分散アルゴリズムにおいて自己安定性とは,任意の規模の故障から,システムが自律的に復旧することを保証する性質である.しかし,多くの自己安定アルゴリズムでは目的とする状況に到達するまでに不要な状態変化をすることが多く,外部システムが頻繁に再計算をしなければならない可能性がある. 本研究では,一般的にノンマスキングな自己安定アルゴリズムに対して,可能な限りマスキングの性質を付加することで,外部システムの再計算の回数を削減する. 本発表では特に,現在取り組んでいる極大独立点集合問題に対してマスキングに近い性質を付加したアルゴリズムについて説明する.
 
後藤田 祥平 M ソフトウェア基礎学 伊藤 実 安本 慶一 井上 美智子 柴田 直樹(滋賀大)
発表題目:マルチコアプロセッサの停止故障を考慮したタスクスケジューリング
発表概要:本研究では,データセンタの計算機の多くがマルチコアプロセッサを搭載している環境において,停止故障を考慮したタスクスケジューリング手法を提案する. 提案手法では,ネットワークコンテンションを考慮し,停止故障発生時には回復処理を行った上でのタスク終了までの時間を目標実行終了時間内に抑えた上で,停止故障が発生しない場合のタスク処理時間を最小化する. 本手法を実現するため,ネットワークコンテンションを考慮した既存のタスクスケジューリングを拡張した. 提案手法をシミュレーションにより既存手法と比較し,本手法の有効性を示す. 実験の結果,停止故障発生時のレイテンシを含む処理時間を既存手法の約0.7倍に減少させることができ,停止故障非発生時の処理時間増加もわずかにとどまることが確認できた.
 
常吉 高弘 M 自然言語処理学 松本 裕治 関 浩之 新保 仁 小町 守
発表題目:生成語彙的リソースの作成および日本語名詞句「AのB」の意味解析
発表概要:日本語において「AのB」という名詞句は、頻繁に使われている。しかし、この「AのB」は、「Aが所有するB」という所有を意味するのか、所属、場所、材料などを意味するのか、または、それ以外の意味で使われているのかが構文情報のみでは決定できず、曖昧である。「AのB」の意味を決定するためには名詞AとBの両方の意味情報が必要となる。そこで、特質構造と呼ばれる意味構造でAとBの意味情報を記述し、これを用いて「AのB」の意味を解析する手法が提案されている。先行研究においては、この意味情報を人手で作成しているため、少数の語彙の意味情報しか作成できず、結果として、意味解析のできる「AのB」が限られている。そこで、本研究では、機械的に広範な語彙に対する意味情報のリソースを作成し、それを用いた「AのB」の意味解析を目指す。
 
利原 康寛 M 自然言語処理学 松本 裕治 関 浩之 新保 仁 浅原 正幸
 

会場: L2

司会: 波部 斉
"Yu,Juan Carlos Yu" M インタラクティブメディア設計学 加藤 博一 小笠原 司 池田 聖 浦西 友樹

Scene Visualization Tool on the Mobile Phone

Humans have limited capability when it comes to visualizing 3D scenes clearly and precisely. With the emergence of smart phones, capabilities that were limited to desktops before could now be realized using mobile devices. We are proposing a system, to be implemented on a mobile device, that will allow the user to visualize real world 3D scenes. By merging a 3D model of a target environment and an image based representation of a 3D object, the user now has the capability to visualize scenes more clearly and precisely using their mobile device.

 
吉�� 航 D ロボティクス 小笠原 司☆4 横矢 直和 金出 武雄 加賀美 聡 高松 淳
発表題目:人モデルと人型ロボットのための直感的な操縦システムの開発
発表概要:人体のCGモデルや大小様々なヒューマノイドロボットに適応することが可能な統一的操縦インターフェイスを提案する.小型のパペット型インターフェイスやKinect,タッチパネルなどの直感的なデバイスからの入力情報を,自然で転倒などを起こさない安全なモーションにリアルタイムに変換するシステムを開発した.
 
福間 健太 M ロボティクス 小笠原 司 横矢 直和 高松 淳 竹村 憲太郎
発表題目:特徴点のクラスタリングを用いた動的環境に頑健なカメラ位置姿勢推定
発表概要:近年,単眼カメラを用いたVisual SLAMの研究が盛んに行われている.Visual SLAMでは画像中の特徴点をトラッキングすることでカメラ位置姿勢推定を行い,地図を生成する.しかし従来手法では静的環境下を仮定しており,環境が変化する動的環境への対応が難しいという問題があった.そこで本発表では,動的環境でも頑健にカメラ位置姿勢推定を行うために,特徴点のクラスタリングを用いた手法を提案する.各クラスタから算出されたカメラ位置を用いて移動物体検出・除去することでカメラ位置姿勢推定を行った.また,動的環境で評価実験を行い,提案手法と従来手法の比較結果を報告する.
 
本山 裕之 M ロボティクス 小笠原 司☆4 横矢 直和 金出 武雄 加賀美 聡 高松 淳
発表題目:ビューシーケンスと拡張現実感を用いたUAV機の飛行アシストの研究
発表概要:近年ホビー用途などで安価なUAV機が登場している.UAV機は操作の自由度が高いために,遠隔地から一人称カメラ画像のみを頼りに操作すると自分の位置を見失いやすい.そこで,初心者でも簡単にUAV機を操作できるシステムが求められている.本研究では,ビューシーケンスとARを組み合わせて遠隔地での操作をアシストするシステムを提案する.
 

会場: L3

司会: