ゼミナール発表 |
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日時: | 平成21年5月29日(金)3限 (13:30 -- 15:00) |
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場所: | L1 |
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司会: | 橋本 |
Ramirez Vidal Jessica ClaribelL D | 自然言語処理学 | 松本裕治 | 関浩之 | 乾健太郎 | 浅原正幸 | |
題目:Extracting Japanese-Spanish Japanese Parallel Sentences from Wikipedia | ||||||
概要:We investigate the usability of Wikipedia$,1ry(Bs articles for multilingual corpora construction. We present the results of research with the goal of automatically creating rough Comparable corpora. Our task is divided in two, firstly, construction of a noisy comparable corpora and second the construction of a multilingual parallel corpora. Our goal is to increase resources for natural language processing tasks such as machine translation aligning the Japanese-Spanish sentences pairs by using the cosine similarity. We compared the partial results for both task and it shows Wikipedia articles that are literal translation outperform both in coverage and precision to articles that are not a literal translation. |
深江唯正 D | 情報コミュニケーション | 岡田実 | 関浩之 | 原孝雄 | ||
題目:漏えい同軸ケーブルを用いた広域エリアにおける物体検出システムの研究 | ||||||
概要:近年、鉄道線路内、空港、学校などの広域エリアへの不審者侵入は社会不安となってきている。従来のセンシング技術としては赤外線センサー、カメラ、マイクロ波レーダによる検出が一般的であるが、広域エリアを検出するためには、気象条件の制約、電波法の制約、更には装置規模が膨大になるなどの課題があり、実用的ではない。 この問題を解決するために、本研究では、通信用に用いられる漏えい同軸ケーブル(LCX:Leaky CoaXial cable)を送信用と受信用に2本を対向させて設置し、LCXから放射される微弱電波の電界変動により物体を検出する方式を提案する。本方式では、LCXの配置は自由度が大きく、広域エリアの物体検出が容易である。また、電磁波の放射はLCX近傍に限られることから、免許の不要な微弱電波の範囲で運用可能であり、電波法の制約もクリアできる。 今回の報告では、本方式のシステム概要、変調方式、ハードウェア構成、物体検出アルゴリズムの基礎検討結果について報告する。また、LCXの長さ60m、500mの場合に関するフィールド試験結果を行ったので、これについて報告する。 |
塚本悟司 D | 情報コミュニケーション | 岡田実 | 中島康彦 | 原孝雄 | ||
題目: | ||||||
概要: |
場所: | L2 |
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司会: | 佐藤智和 |
油谷暁 D | 像情報処理学 | 千原國宏 | 横矢直和 | 砂原秀樹 | 眞鍋佳嗣 | 池田聖 |
題目:超高精細映像コンテンツの作成と配信手法の効率化に関する研究 | ||||||
概要:映像表示装置のより高画質化へのニーズは、一般家庭へのハイビジョン テレビの普及に伴い加速していると言える。この高画質化への現在の解として は、4k 超高精細映像と呼ばれるハイビジョン映像の約 4 倍の情報量を持つ表 示装置が挙げられ、各テレビ放送局においても、この高画質化を視野に入れた コンテンツの作成・配信技術を確立すべく模索を始めている。現状でのコンテ ンツ作成と配信については今まで以上の膨大なパワーとコストがかかるのが現 状で、とても実用化の域に達している状態とは言えない。本研究では、この 4k 超高精細映像の作成ワークフローと IP ネットワークを用いた配信技術の 確立を行い、コストを今までのハイビジョン並みに抑えるための研究を行って いる。本発表では、4k 超高精細映像における技術的な側面と配信時の実情に ついて報告する。 |
吉竹大輔 M 2回目 | 像情報処理学 | 千原國宏 | 横矢直和 | 眞鍋佳嗣 | 浦西友樹 | |
題目:円筒鏡と高速度カメラを用いた羽ばたき飛行の全周形状計測 | ||||||
概要:昆虫の羽ばたき飛行メカニズムは,小型無人飛行体への応用を目的の一つとして解析が進んでいる.羽ばたき飛行時の昆虫の翅の形状や運動などの動的性質を正確に計測することは,羽ばたき飛行メカニズムの応用において重要な役割を持つ.羽ばたき飛行は,昆虫の胸部を固定具により固定した拘束飛行実験により計測されている.しかし,拘束飛行実験では,羽ばたき飛行時の胴体の移動を考慮することができない.このため,羽ばたき飛行を解明するためには,自由飛行時の胴体や翅の形状や移動などを含めた昆虫の形状を計測する必要がある.本研究では,昆虫の自由な羽ばたき飛行を高速度カメラを用いて全周形状計測する手法を提案する.本発表では,円筒鏡と高速度カメラを用いた動的性質の計測に関して述べる. |