ゼミナール発表

日時: 10月2日(金)5限 (16:50-18:20)


会場: L1

司会:波部 斉
松尾 健司 M2 西谷 紘一 木戸出 正繼 野田 賢
発表題目:スキルレベル評価に基づくプラント運転シフトの編成最適化
発表概要:近年、プラントにおいて省人化や統合化により人員の削減が求められ、限られた人的資源を効率よく配置するシフト編成の最適化が求められている。本発表では先行研究のシフト能力評価法を用いて、プラントにおける異常/緊急時に最大限対応可能な最適シフト編成の導出手法について説明し、今後の研究方針について述べる。
 
近藤 豊 M2 小笠原 司 木戸出 正繼 高松 淳 竹村 憲太郎
発表題目:再構成可能な動作データベースに基づく柔軟なインタラクション動作のオンライン生成
発表概要:ヒューマノイドロボットが人とのコミュニケーションを行う際に,割り込みや多人数環境に対応したオンラインでのジェスチャ生成が必要となる.そこで,本研究では動作データベースのリアルタイム探索・合成が可能なモーショングラフと,自己干渉や障害物回避を考慮した動作生成が可能な確率的ロードマップ法を融合させた手法を提案することにより,データベースの動作特性を維持した多様な動作のオンライン生成を実現する.本発表では,提案手法を用いて,任意タイミングでの割り込みに対応した動作生成と,任意方向に対応した手差しジェスチャの動作合成に関して,アクトロイドを用いて実験を行なった結果について述べる.
 
稲垣 智 M2 千原 國宏 加藤 博一 眞鍋 佳嗣 池田 聖
発表題目:粒子ベース流体シミュレーションを用いた炎のリアルタイムレンダリング
発表概要:コンピュータグラフィックスを利用するエンタテインメントにおいては、自然現象のCGを写実的かつリアルタイムにレンダリングすることが求められている。特に炎のレンダリングは、実映像の撮影が危険であるので、エンタテインメントのみならず、防災のための火災シミュレータ等においても有用である。本研究の目的は、炎を写実的かつリアルタイムにレンダリングする手法を提案することである。