ゼミナール講演 |
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日時: | 平成20年7月7日(月)4限 (15:10 -- 16:40) |
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場所: | L1 |
講演者: | 山本 正樹 |
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題目: | 人間共存の安全ロボット実現に向けて | 概要: | 少子高齢化社会の到来にむけて、家事支援、高齢者支援、労働力不足などに対応するために、メカトロニクス機器の実社会への浸透が望まれている。この状況に対して松下電器の考える人間共存の安全ロボットと「メカノーグ」(道具型ロボット)ビジョンについて説明する。さらにこのビジョン実現に向けての先行技術開発のトピックスを、機構/デバイス、制御、センシングの各分野において開発事例を交えながら紹介する。機構/デバイス・制御においては人工筋アクチュエータを中心とした安全・安心の人共存型ロボットアームとその応用について、センシング・制御については、空港等で荷物を搬送するポータロボットにおける、人混み環境中の移動制御について紹介する。最後に、安全・安心にまつわる課題をまとめ、今後の展望を述べる。 |