ゼミナール発表

日時: 5月30日(金)3限 (13:30-15:00)


会場: L1

司会:小林
西潟憲策 D 比較ゲノム学 湊小太郎、川端猛
発表題目:ヒトタンパク質間相互作用ネットワークから予測されるタンパク質複合体/機能単位の予測およびそのアノテーション
発表概要:生体内において、タンパク質が単独で機能を発揮するということはほとんどなく、他のタンパク質や生体高分子と相互作用することで、またその多くは複合体を形成することでその機能を発揮するため、タンパク質の機能を解明する上でタンパク質間相互作用(Protein-Protein Interaction:以下、PPIと記す)は必要不可欠な情報である。  私は5つの主要なPPIデータベース(BIND, DIP, MINT, IntAct, HPRD)からPPI情報の収集・統合を行い、H-InvDB*1のPPI情報を閲覧できるデータベースとして”PPI view”*2を公開した。さらに、このPPIネットワークにおいて、グラフ理論における密度とクラスター特性値を用いたタンパク質のクラスタリングを行い、タンパク質複合体/機能単位の予測を行ったところ、1,319件のタンパク質複合体候補が得られた。これら予測された複合体候補について、文献を用いたアノテーション(複合体であることの確認と注釈付け)を完了した。今回の発表では現在までの研究結果と今後の方針について説明する。
1. H-InvDB http://jbirc.jbic.or.jp/hinv/ahg-db/index.jsp
2. PPI view http://jbirc.jbic.or.jp/hinv/ppi/