- 担当者(講座名):
中尾恵 助教(生命機能計測学講座)
- テーマ:
医用画像処理とボリュームグラフィクス
- 実習の概要:
画像処理とグラフィクスに関する基礎知識を学び、三次元医用画像データ(ボリュームデータ)に対するプログラミング演習を通して理解を深める。
- 実施日程の概要:
II期〜III期
- 使用する主な装置,ソフトウェアなど:
こちらで準備します。
- 教科書, 参考書:
適宜資料を配布します。
- 受け入れ可能人数:
8名程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
自講座、熱意のある方優先
- その他の特記事項:
C言語のプログラミング経験が必要です。
- 担当者(講座名):
門林雄基 准教授(インターネット工学講座)
- テーマ:
協調型トラフィック解析環境の構築と実践
- 実習の概要:
インターネット・トラフィックの解析を複数の解析者が協調して行うための様々なツールを設計し、
それらを組み合わせた解析環境を構築し、その有効性を評価する実験を通して、協調型データ解析環境に関する実践的理解を深める。
- 実施日程の概要:
II期〜III期
- 使用する主な装置,ソフトウェアなど:
テストベッド、インターネット
- 教科書, 参考書:
適宜資料を指示します。
- 受け入れ可能人数:
8名程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
大幅に超える場合は自講座優先
- その他の特記事項:
C、C++ 相当の言語でのプログラミング能力が必要です。
- 担当者(講座名):
久保浩三 教授(先端科学技術研究調査センター)
- テーマ:
知的財産権判例研究
- 実習の概要:
毎回、最近話題になった知的財産権に関する裁判判決を取り上げ、全員でディスカッションを行い、権利範囲の解釈等、最新の裁判所の動向を知り、
実務に強い研究者、技術者を目指す。
- 実施日程の概要:
夏休み(8、9月)を含め、以後の適当な時期に、学生の希望を考慮して行う。
- 使用する主な装置,ソフトウェアなど:
適宜連絡あり。
- 教科書, 参考書:
判決を教員の方で用意する。
- 受け入れ可能人数:
10名程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
特になし
- その他の特記事項:
特になし
- 担当者(講座名):
加藤博一 教授、天野敏之 助教(インタラクティブメディア設計学講座)
- テーマ:
プロジェクタ・カメラシステムによるレンジファインダの製作
- 実習の概要:
プロジェクタから計測対象物にパターン光を投影し、それをカメラで観測、解析することで、物体の形状を計測するシステムを製作する。
- 実施日程の概要:
相談の上、決める。
- 使用する主な装置,ソフトウェアなど:
パソコン(Linux)、カメラ、プロジェクタ
- 教科書, 参考書:
井口征士、佐藤宏介「三次元画像計測」昭晃堂、ISBN 978-4-7856-9036-6
- 受け入れ可能人数:
3名程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
自講座優先。Cプログラミング、画像処理経験者優先。
- その他の特記事項:
特になし
- 担当者(講座名):
浅原正幸 助教(自然言語処理学講座)
- テーマ:
テキスト中の時間表現解析器の作成
- 実習の概要:
文書作成日時のわかるテキストファイル中の時間表現を抽出し、正規化するプログラムを作成する。
- 実施日程の概要:
6〜9月
- 使用する主な装置,ソフトウェアなど:
Ruby
- 教科書, 参考書:
特になし
- 受け入れ可能人数:
3名程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
話し合いで決める。
- その他の特記事項:
特になし
- 担当者(講座名):
中西正樹 助教(コンピューティング・アーキテクチャ講座)
- テーマ:
LSIの設計と実現
- 実習の概要:
LSI (Large Scale Integration, 大規模集積回路) は産業の牽引役として、社会で注目されている。
特に近年の進歩は目覚しく、ソフトウェアで行われていた処理の多くをハードウェアとして実現したシステム LSI が、研究開発の 中心課題になりつつある。
そこで、そのようなLSIの設計の基礎として、ハードウェア記述言語 (Verilog-HDL)を用いたパイプライン方式の論理回路 (パイプラインプロセッサなど)の設計と実現に関する実習を行う。
実習では、簡単な回路から複雑なものへ順を追って解説を行い、初心者でも 3ヵ月程度の比較的短期間でVerilog-HDLによる設計手法と設計ツールの習得ができるようにしている。
設計した回路は、FPGA と呼ばれる書き換え可能な LSIを用いて実現する。
- 実施日程の概要:
I、II期〜8月上旬
- 使用する主な装置,ソフトウェアなど:
先端CAD設備、Design Compiler、Xilinx ISE
- 教科書, 参考書:
適宜資料
- 受け入れ可能人数:
8名
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
自講座優先
- その他の特記事項:
特になし
- 担当者(講座名):
猿渡洋 准教授(音情報処理学講座)
- テーマ:
- 音声対話システム
- マイクロホンアレーを用いたハンズフリー音声認識
- 実習の概要:
- 大学内の案内や施設案内、さらには路線案内などで、音声対話システムは実際に実環境で用いられている。
今後は、これまでに収集されたデータに基づき、さらなるシステムの改善が望まれる。
実習では、音声対話システムの要素技術に関する理解を深め、実際にシステムの改善に取り組む。
- 人同士のコミュニケーションと同様に、ヘッドセットマイクを用いずに、離れた場所からでも機械と対話できる事が望まれる。
実習では、離れたユーザーの声を複数のマイクロホンを用いて高精度に収録するマイクロホンアレー技術に関する理解を深め、最先端の技術を活用したハンズフリー音声認識実験を行う。
- 実施日程の概要:
夏休み(8、9月あるいはIII、IV期)
- 使用する主な装置,ソフトウェアなど:
こちらで準備します。
- 教科書, 参考書:
特になし
- 受け入れ可能人数:
3名程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
特になし
- その他の特記事項:
特になし
- 担当者(講座名):
栗田雄一 助教、竹村憲太郎 助教(ロボティクス講座)
- テーマ:
ヒューマン・ロボットインタフェースの開発
- 実習の概要:
対話型ロボット、自律移動型案内ロボットを用いてインタフェース機能を実装する。
ロボットに搭載されているカメラや測域センサなどを用いて、プログラミングによりインタラクション、ナビゲーション、環境認識を実現する。
- 実施日程の概要:
II期〜III期
- 使用する主な装置,ソフトウェアなど:
対話型ロボット、自律移動型案内ロボット、opencvライブラリなど
- 教科書, 参考書:
特になし
- 受け入れ可能人数:
2〜4名
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
プログラミング能力と熱意
- その他の特記事項:
C言語のプログラミング経験があること
- 担当者(講座名):
大竹哲史 助教、米田友和 助教(コンピュータ設計学講座)
- テーマ:
CADツールを用いたLSIの設計とテスト
- 実習の概要:
LSIはコンピュータ(パーソナルコンピュータ、携帯電話、ゲーム機など)の構成要素です。
コンピュータの信頼性を確保するためには、LSIに故障がないことを調べるテストが不可欠ですが、LSIは大規模化、複雑化しており、テストは困難な問題となっています。
この問題を解決する1つの方法として、テストの容易なLSIを設計するテスト容易化設計があります。
本実習では、CAD(Computer-Aided-Design、計算機援用設計)ツールを用いたLSIの設計フローを学習するとともに、テスト容易化設計アルゴリズムを設計してワークステーション上に
装します。
- 実施日程の概要:
II期〜III期
- 使用する主な装置,ソフトウェアなど:
ワークステーション:SunFireV490、SunFireX4100、SunBlade2000
CADツール:DesignCompiler(Synopsys)、Scirocco(Synopsys)、TetraMax(Synopsys)、Cコンパイラ、など
- 教科書, 参考書:
藤原秀雄「コンピュータの設計とテスト」工学図書、ISBN 978-4-7692-0232-5、配布資料
- 受け入れ可能人数:
6名程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
自講座優先、Cプログラミング経験者優先
- その他の特記事項:
特になし
- 担当者(講座名):
橘拓至 助教(応用システム科学講座)
- テーマ:
次世代光ネットワークの性能評価プログラムの開発
- 実習の概要:
シミュレータomnet++を使って、次世代光ネットワークの性能評価用プログラムを開発し、デモも作成する。
- 実施日程の概要:
II期〜夏休み〜III期、学生の希望を考慮します。
0〜5コマ:次世代光ネットワークとomnet++の説明
5〜25コマ:シミュレーションプログラムの開発
25〜30コマ:デモ用プログラムを作成
- 使用する主な装置,ソフトウェアなど:
omnet++
- 教科書, 参考書:
特になし、適宜こちらから配布します。
- 受け入れ可能人数:
3名程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
自講座優先
- その他の特記事項:
C言語などのプログラミング経験が多少でもあると良い。
- 担当者(講座名):
樫原茂 助教(インターネット工学講座)
- テーマ:
コグニティブ無線ネットワークの構築・評価
- 実習の概要:
通信環境に合わせて通信方式を変更するコグニティブ無線は、次世代無線ネットワークにおいて必須の機能となりつつある。
本実習では、Universal Software Radio Peripheral (USRP)を用いてコグニティブ無線ネットワークの構築、及び通信品質の計測を行うことで、コグニティブ無線ネットワークに対する実践的理解を深める。
- 実施日程の概要:
II期〜III期
- 使用する主な装置,ソフトウェアなど:
USRP、Gnu Radio
- 教科書, 参考書:
適宜資料を指示します。
- 受け入れ可能人数:
3名程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
大幅に超える場合は自講座優先
- その他の特記事項:
特になし
- 担当者(講座名):
中田尚 助教(コンピューティング・アーキテクチャ講座)
- テーマ:
マルチコアプログラミング実習
- 実習の概要:
Intelの4wayマルチコアの構造や、ITBB(Intel Thread Building Block)の理解を深める実習
- 実施日程の概要:
III期〜IV期
- 使用する主な装置,ソフトウェアなど:
4wayマルチコアサーバ、Visual-Studio、Intel提供ツール(Intel Thread Profiler等)・教材
- 教科書, 参考書:
適宜配布
- 受け入れ可能人数:
8名程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
大幅に超える場合は自講座優先
- その他の特記事項:
第4期の講義「高性能計算機アーキテクチャ」の第11章に関連させた実習
- 担当者(講座名):
安本慶一 准教授(ソフトウェア基礎学講座)
- テーマ:
ユビキタスセンサネットワークのシミュレーション環境の構築
- 実習の概要:
ユーザの位置や周りの状況、ユーザの嗜好に応じて、デバイスを自動制御するシステム(スマートスペース)をUbiREALシミュレータを用いて仮想的に構築する実験を行う。
実験を通して、コンテキストアウェアシステム、UPnP、ネットワークシステムについての理解を深めることを目的とする。
- 実施日程の概要:
II期〜III期
- 使用する主な装置,ソフトウェアなど:
Java言語処理系、OpenGLが動作するPC
- 教科書, 参考書:
特になし
- 受け入れ可能人数:
3名
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
プログラミング技術および熱意
- その他の特記事項:
Java言語でプログラムを書けることが必須
(A14)自然言語処理学講座(2008年4月25日追加) |
- 担当者(講座名):
乾健太郎 准教授(自然言語処理学講座)
- テーマ:
述語項構造解析器の改良とクラスタマシン上での実験
- 実習の概要:
テキスト中の各述語について主語や目的語などの項を同定する述語項構造解析器を改良し、数百〜数千コアのクラスタマシン上で大規模に解析実験を行う。
- 実施日程の概要:
6〜9月
- 使用する主な装置,ソフトウェアなど:
PerlまたはRuby
- 教科書, 参考書:
特になし
- 受け入れ可能人数:
3名程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
話し合いで決める
- その他の特記事項:
特になし
(A15)知能情報処理学講座(2008年7月3日追加) |
- 担当者(講座名):
木戸出正継 教授、波部斉 助教(知能情報処理学講座)
- テーマ:
実環境指向型視覚情報処理システムの開発
- 実習の概要:
(1)居住者の生活パターンモニタリングシステム、(2)マルチカメラによる通行者行動解析システムの2つを例にとり、これらの開発を通じて、視覚情報処理の基礎知識を身につけ、また、工程管理などプロジェクト遂行に必要な事項に関する理解を深める。
- 実施日程の概要:
夏休み〜III期
- 使用する主な装置,ソフトウェアなど:
カメラ、PC、OpenCV
- 教科書, 参考書:
特になし
- 受け入れ可能人数:
4名程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
プログラミング技術や関連知識などを考慮し面談で決定
- その他の特記事項:
特になし
(A16)知能情報処理学講座(2008年7月3日追加) |
- 担当者(講座名):
木戸出正継 教授、松原崇充 助教(知能情報処理学講座)
- テーマ:
ロボットアームの動力学シミュレータ作成と運動スキルの実装
- 実習の概要:
人間の腕部を構造的に模したロボットアームの動力学シミュレータを作成する。
さらに、いくつかの運動スキルをシミュレータ上のロボットに実装する。
このテーマを通じて、ロボットの動力学シミュレーションに関する基本的な仕組みと、運動スキルの実装法の基礎を学ぶ。
- 実施日程の概要:
夏休み〜III期
- 使用する主な装置,ソフトウェアなど:
PC、OpenGL、C言語、C++
- 教科書, 参考書:
特になし
- 受け入れ可能人数:
3名程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
プログラミング技術や関連知識などを考慮し面談で決定
- その他の特記事項:
特になし
教務WGプロジェクト実習担当
(projectpractice08 at is.naist.jp)