ゼミナール講演


日時 平成19年5月7日(月)3限 (13:30 -- 15:00)
場所 L1

講演者 中田 尚
題目 マイクロプロセッサシミュレーションの高速化手法
概要
近年マイクロプロセッサの進歩は著しく,携帯電話のような携帯情報機器にも高 性能なプロセッサが搭載されることによって,様々な機能が提供されるようにな り,私たちの日常生活にも欠かせない存在となっている.一方,このようなシス テムの設計や開発には多くの時間がかかるため,機能や性能を設計の早い段階で 検証するためのシミュレーション環境が重要である.そこで,本講演ではマイク ロプロセッサシミュレータに注目し,「計算再利用」「並列処理」「高速シミュ レータの自動生成」といった様々な高速化手法を紹介する.

講演者 天野 敏之
題目 EbC 画像対を用いた3 次元物体の高速線形姿勢推定
概要
本講演では三次元物体の姿勢パラメータを二次元画像から高速に推定す るEbC法を紹介する. EbC法は,アピアランスベース姿勢推定を,画像に埋め込まれた情報ト ラックの復元という問題としてとらえ, 固有空間法による学習結果を基にBPLP 法で画像補完することで 情報トラックを復元し,パラメータ推定を実現 する方法である.またEbC法で行われる計算は,二枚の画像 (EbC 画像対)との相関演算と三角関数計算に集約 することができるため,姿勢推定を高速に行うことができる.

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