ゼミナール講演


日時 平成19年4月16日(月)3限 (13:30 -- 15:00)
場所 L1

講演者 池田 聖
題目 全方位型マルチカメラシステムのキャリブレーションル
概要
高解像と高視野角を両立した全方位カメラである全方位型マルチカメラシステムは, 全方位映像コンテンツの取得手段として,大規模な環境の画像計測装置として応用が 期待されている.しかし,高品質の全方位映像コンテンツの生成や,高精度な画像計 測を行うためには,カメラキャリブレーションが必要である. 本講演では,講演者が行ってきた全方位型マルチカメラシステムのキャリブレーショ ンに関する研究について紹介し,いくつかの応用例を示す.

講演者 Damien Douxchamps
題目 Various applications of cameras, lasers and inertial measurements
概要
I will present a selection of my research themes in the part years: 1) a high-accuracy traffic information system that can also serve as a law-enforcement device; 2) the on-board detection of aircraft wake vortex using an infrared LiDAR; 3) a camera/laser system for the fast and drift-less estimation of a platform orientation; and 4) high accuracy and very robust camera calibration using large image features.

講演者 波部 斉
題目 幾何構造処理による高度なコンピュータビジョンアルゴリズム
概要
コンピュータビジョン(CV)は,視覚センサから得られた画像情報 を処理し,シーン中の情報を抽出・理解することを目的とした研究 分野である.現在では,コンピュータグラフィックス(CG)など様 々な研究分野との融合が進み,VR,MRをはじめとする多様な応用に 適用されている. しかしながら,実環境に柔軟に適応してその情報を理解することは 簡単でなく,その適用範囲は限られているのが実情である. これに対して我々は,シーンや画像情報に含まれる幾何構造に着目 し,それらを適切に処理することでCV技術の高度化が図れることを 示してきた.本講演ではそれらの具体例を紹介する.

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