ゼミナール講演


日時 平成18年4月24日(月)3限 (13:30 -- 15:00)
場所 L1

講演者 小木曽 公尚
題目 拘束条件を考慮した遠隔制御法の構築
概要
近年の情報通信技術の発展により,制御工学の分野においてもネットワークを取り込んだ制御系が数多く見られるようになった.これにより,データの伝送遅延やロスなどのネットワーク特有の非線形現象を考慮した制御法を考えることが必要不可欠である.また,実装を考慮する場合にはモータへの入力電圧などの拘束条件も考慮しなければならない.そこで本発表では,システムの不変性を利用し,拘束条件の達成および目標値追従制御を実現する遠隔制御システムの構築法を紹介する.

講演者 川口 真司
題目 ソフトウェアリポジトリを用いたソフトウェア開発支援環境
概要
近年,ネットワーク上においてソースコード共有システムやバグ管理システム,ビルド環境などを提供するソフトウェアリポジトリサービスが活発に利用されている.これらのサービスが一般化したことにより,従来は困難であったソフトウェアがどのような過程で開発されたのか,その過去の情報を統一的に抽出することが可能になった.しかし,それらの情報はあまりにも膨大なため,何らかの形で分類,整理をしなければ,そこから有用な知見を引きだすことは困難である.本講演では,ソフトウェアリポジトリが持つ膨大な情報を利用したソフトウェア開発支援環境について紹介する.


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