ゼミナールI講演

日時平成 18年 6月 26日(月) 4限 (15:10 -- 16:40)
場所L1
講演者大石 泰章
所属 東京大学 大学院情報理工学系研究科 数理情報学専攻 講師
講演題目 ロバスト最適化:非線形の不確かさと戦うための新解法
概要
ロバスト最適化とは,不確かな状況下で最適化を行なうため の方法論であり,不確かな対象の制御や設計に多くの応用を 持つ.本発表では,不確かさに対処することが工学上重要で あることを述べ,ロバスト最適化問題を定式化したあと,非 線形の不確かさを扱うことのできる新しい解法を紹介する. この解法は,与えられたロバスト最適化問題の近似解を与え, 計算量の増大を許せば,いくらでも近似精度を上げることが できるようなものである.非線形最適化への応用,計算量の 削減についても議論する予定である. 本研究は,江本健斗氏,猪阪佑介氏との共同研究である.

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担当教官・司会:杉本謙二

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平成18年度ゼミナールI担当