環境と情報 Information Technology for Environmental Issues

◇ 担当教員:藤原 健史(ふじわら たけし)
◇ 単位数:1 ◇選択・必修:選択 ◇開講時期:V期 月曜4限、5限 ◇講義室:L1

◇ 授業目的:
環境からの情報量は膨大でありながら利用できる部分は限られていた。しかし、計算機の
性能向上と普及によって大規模な環境情報が扱えるようになり、環境の分析・予測・管理・
計画などの分野に活かされている。授業では、地球温暖化、大気汚染、廃棄物問題をとり
あげてモデリングとシミュレーション、リスクアセスメント、LCAなどの環境評価の方法に
ついて説明し、環境情報の環境管理への利用について述べる。
◇ 授業内容:
1.地球温暖化の予測
  ・地球温暖化のメカニズム
・経済モデルによるCO2排出量推計
  ・温暖化予測シミュレーション
2.大気汚染の解析
  ・大気汚染問題の現状
・リスクアセスメントの考え方
・都市の大気拡散シミュレーション
・地球規模の大気拡散シミュレーション
3.廃棄物の管理
・物質循環社会の形成
・LCAの考え方
・ごみ処理システムの評価
・ごみ処理装置の解析と制御
   4.環境管理
・IT化社会と環境
・IT化社会の環境影響評価
・環境情報と環境管理

◇ 教科書 :
特になし。講義ノートを配布。
◇ 参考書 :
特になし。関連する書籍や資料は講義中に紹介する。
◇ 履修条件:
環境問題に興味のある人。
◇ 成績評価:
レポートおよび出席状況により成績を評価する。 
◇ オフィスアワー:
基本的に授業直後とする。