◇ 担当教員：森　匡史（もり　まさふみ）
◇ 単位数：１ ◇選択･必修：選択 ◇開講時期：I期 月曜４限　◇講義室：L1

◇ 授業目的：
学際的な認知科学の発展によって改めて脚光を浴びている心身問題の解決をめざして、
この問題に関するさまざまな学説を比較検討する。

◇ 授業内容：
心身問題は古来の問題であり、心は身体（神経系）の活動にほかならず身体の死ととも
に消滅するのか、それとも身体の死を超えて生き残るのか、また、心は機械で作れるの
か、といった問題である。
この問題に関してこれまで提出された主要な学説には次のようなものがあり、順次検討
していく。
�T．精神物理的二元論　　
１．実体二元論
２．性質二元論
�@．随伴現象説
�A．創発主義
�B．原初的性質の二元論
�U．精神物理的一元論
１．観念論（現象主義、汎心論）
２．中性的一元論
　３．同一説（還元的物理主義）
　４．機能主義
　５．消去主義





◇ 教科書　：
用いない。資料を配布する。
◇ 参考書　：
講義中に紹介する。
◇	履修条件：
なし。
◇ 成績評価：
試験により評価する。
◇ オフィスアワー：
講義終了後。