寺内 隆志 M2 |
伊藤 実 |
砂原 秀樹 |
安本 慶一
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発表題目:車車間通信を用いた渋滞情報収集方法の提案
発表概要:本研究では、車車間通信を用いて渋滞情報を共有する方式を提案する。本方式は、提案手法のカーナビを搭載した先行車両及び、他車から最新の道路状況の情報を得ることを目的とする。これを実現するため、各車両はGPSを用いて各経路の通過にかかる時間を収集、車車間でこの情報を伝播し共有する。NETSTREAMを用いて経路通過時間を収集するシミュレーション実験を行ったところ、一定の有用な情報を収集できることが確認された。 |
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山本 眞也 M2 |
伊藤 実 |
砂原 秀樹 |
安本 慶一
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発表題目:P2P環境におけるマルチユーザネットワークゲームのイベント配送方式の提案
発表概要:本研究では,ネットワークゲーム向け分散型イベント配送方式を提案している.本方式は,ピアツーピアの環境で特定のサーバを設置することなく多人数参加型ネットワークゲームを実現することを目的としている.これを実現するため,ゲームで発生するイベントの登録・通知をゲーム領域の分割によってできた部分領域ごとにゲーム参加者の計算機に担当させ,分散処理させる.各領域のプレイヤ数が増加してイベント通知を担当する計算機の負荷が高くなると,複数の計算機からなる負荷分散木を動的に構築し,イベント通知を負荷分散木を経由して行うことで1台あたりの負荷を軽減する.また,負荷分散木上のノードの動的入れ替えによる,エンド・エンドのイベント配送遅延の短縮法,各プレイヤの視界が複数の部分領域に跨る場合のイベント配送法を提案する.LAN環境で動作するプロトタイプシステムによる実験と,ns-2によるシミュレーション実験を行い,提案手法が現実のネットワークゲームを実現する上で,実用的な性能を達成できることを確認した.
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種田 良子 M1 |
山口 英 |
砂原 秀樹 |
門林 雄基
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発表題目:コミュニティ内における文書検索システムの提案
発表概要:近年インターネット技術を組織内に応用したイントラネットの情報基盤が整備され,企業や大学内ではグループウェアを利用した情報共有が行われている.
情報共有では,ユーザーは情報を共有場所へと格納し,共有場所から必要とする情報を取り出す.
コンテンツの取出しでは,ユーザーは共有情報から必要とするコンテンツの発見に検索を利用している.しかし,この検索は単純な機械検索であることが多く,情報共有をコミュニティ内で行うことの利点を享受していない.
我々は,コミュニティ構成員からの情報の積極的な利用が,情報共有における取
出しに対して効果があると考える.
我々の仮説は以下の2つである.
(1) 所有コンテンツに応じて興味に基づいた人間関係ネットワーク構造を作る.
(2) そのネットワークを利用することで,コンテンツが分類される.
これらの仮説に基づいて,コミュニティ内の情報共有システムを提案し,情報共
有の促進に寄与することを確認する.
今回は,(1)の仮説の検証に予備実験を行った.
その結果,(1)の仮説に対して肯定的な結果を得た.
研究の動機と,予備実験の結果,今後の予定について報告する.
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益井 賢次 M2 |
山口 英 |
砂原 秀樹 |
門林 雄基
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発表題目:ネットワーク特性共有のための分散型基盤に関する研究
発表概要:ネットワークに関連する情報である「ネットワーク特性」は、様々な目的のもとで収集・解析されている。ところが、現状では収集された情報の多くは他の使用目的での需要があるにもかかわらず公開されなかったり、あるいは公開されても他用するには困難な再利用性の低い形式で共有されたりしている。本研究では、ネットワーク特性の収集が非効率である状況を改善すべく、新しい即時性の高いネットワーク特性を共有するための分散型基盤の提案・設計および実装を行う。提案基盤では、DHT を用いたオーバレイネットワークでの情報の分散配置と共有を行い、一般のユーザに対して膨大な共有情報へのアクセスを提供する API を提供する。これにより、既存の技術に比べてさらに大量・多種のネットワーク特性を共有し、即時性の高いネットワーク特性の提供が可能となる。
本発表では、現時点での設計の詳細と実装内容について述べる。 |
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