山本 幸生 |
論理生命学 |
石井 信
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発表題目:ARACNEを用いたがん原因因子のネットワーク推定
発表概要:現在医学において実験的にも臨床的にも、さかんにがんの研究が行われている。その際にDNAマイクロアレイデータなどの膨大な実験データだけでなく、患者個人のもつガンの社会的要因や臨床診断情報などの予後のデータも蓄積されていた。近年、実験データの分析については多数の研究が行われており、莫大な個数の因子を取り扱うことができるようになった
が、要因因子の分析については十分な研究が行われていない。この様々なガンの要因因子と予後の状態の関連性を解明するために、これらの因子間の因果関係ネットワークを推定したい。そのための手法には最近発表されたARACNEというアルゴリズムをもちいた。この手法は因子間の相互情報量をもとにネットワーク構造を推定するものである。本発表ではARACNEの紹介と、今後どのような研究を行うかを述べる。
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藤本 知之 |
生命機能計測学 |
湊 小太郎
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発表題目:論文紹介"Rapid Automated Algorithm for Aligning and Reslicing PET images",Journal of Computer Assisted Tomography 16(4):623-633
発表概要:MRI,CT,PETなどを用いる画像診断では,複数モダリティの画像の比較が望ましい.そのため,これら複数画像の重ね合わせ技術の開発が進められている.本論文では,PET画像どうしの位置合わせを目的とする技術について述べられている.PET撮像においては,患者が動くことで良好な重ね合わせが行えない問題点がある.それに対し,頭部の動きを抑制するフレームを取り付ける解決法があるが,患者への負担が大きく,またフレームを取り付けたとしても完全に動きを抑制できない.そこで非拘束な方法として,PET画像内の解剖学的情報のみを使用し重ね合わせを行う方法が提案された.本発表では,論文で用いられている位置合わせ手法及び,その際の誤差の定量的な検証法について紹介する. |
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川島 礼子 |
生命機能計測学 |
湊 小太郎
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発表題目:論文紹介 "Real-Time 4D Tumor Tracking and Modeling from Internal and External Fiducials in Fluoroscopy"(MICCAI 2004)
発表概要:放射線治療では、腫瘍が受ける放射線量を最大にし、周囲の組織が受ける放射線量を最小にすることが望ましい。しかし、肺癌などの場合は患者の呼吸運動により、治療中も腫瘍の位置が固定されない。このことにより、腫瘍にのみ放射線を照射することが困難である。そこで、腫瘍の周りに埋め込んだマーカー(外科用クリップ)の動きを2次元の時系列X線画像より取得し、腫瘍の3次元的な動作を推定するという解決方法を紹介する。最後に今後の研究予定について述べる。
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松雪 大貴 |
生命機能計測学 |
湊 小太郎
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発表題目:ボリューム像を用いた外科手術の計画支援に関する研究
発表概要:近年、外科手術の計画や診断に使われる患者一人あたりの医用画像が増加しており、ボリュームレンダリング像(ボリューム像)が用いられる機会が増えてきている。
その中で、VR像を参照するだけでなく、像上において様々な術式をシミュレートし、綿密な計画を行いたいといった要求が出てきており、様々な研究がなされている。
今回の発表ではボリューム像におけるこれまでの関連研究を紹介すると共に、自分の今後の研究方針について述べる。
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