- 担当者(講座名):
猿渡洋(音情報処理学講座)
- 概要:
とくに下記のようなテーマに関して実習を行う(順不同).
(1) 学内案内音声認識システム,
(2) マイクロホンアレーを用いたハンズフリー音声認識.
- 実施日程の概要:
夏休み( 8, 9月あるいはIII、IV期)
- 使用する装置, ソフトウェアなど:
こちらで準備します.
- 教科書, 参考書:
特になし.
- 受け入れ可能人数:
3人程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
特になし
- その他の特記事項:
特になし
(B2)立体構造予測によるアミノ酸配列の解析
- 選択的スプライシングの構造に与える影響 - |
- 担当者(講座名):
川端 猛、鷲尾尊規 (蛋白質機能予測学講座)
- 概要:
ホモロジーモデリングを中心としたいくつかの立体構造予測法を
用いることにより、選択的スプライシングによって、蛋白質の立体構造上、
どの領域が変化し、どのように機能が変化するのかを解析する。
選択的スプライシングとは1つの遺伝子から、複数の種類の蛋白質が
合成される現象のことであり、一つの遺伝子を効率的に利用する
メカニズムの一つとして注目されている。また、アルツハイマーの原因蛋白質や、
ガンの関連蛋白質は選択的スプライシングによってその機能が変化している
可能性が指摘されている。我々のグループでは、選択的スプライシングが
蛋白質間相互作用にどのような影響を与えるのかをバイオインフォマティクス
と実験的な手法の両方面から解析を行っており、今回はタンパク質の構造の
変化について集中的に解析を行う。
- 実施日程の概要:
第II、III期
- 使用する装置, ソフトウェアなど:
常用ワークステーションを中心に用いる。
場合によって、Windowsマシン、及び、講座所有のクラスターマシンも使用。
立体構造予測はBLAST, MODELLER等のフリーウエアを用いて行なう。
- 教科書, 参考書:
特になし
- 受け入れ可能人数:
3人程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
バイオインフォマティクスならびに生物学の知識を持っている人を優先する。
- その他の特記事項:
特になし
- 担当者(講座名):
井上助教授、大竹助手、米田助手(コンピュータ設計学講座)
- 概要:
LSI(Large Scale Integration、大規模集積回路)は私たちの身の回りのコンピュー
タ(パーソナルコンピュータ、携帯電話、ゲーム機など)の構成要素です。近年、
LSIの設計はCAD(Computer-Aided-Design、計算機援用設計)ツールを用いて大部分
が自動化されています。コンピュータの信頼性を確保するためには、LSIに故障がな
いことを調べるテストが不可欠ですが、近年の半導体製造技術の進歩、設計自動化に
伴い、LSIは大規模化、複雑化しており、テストは困難な問題となっています。この
問題を解決する1つの方法として、テストの容易なLSIを設計するテスト容易化設計が
あります。本実習では、CADツールを用いた設計フローを学習するとともに、テスト
容易化設計アルゴリズムを設計してワークステーション上に実装します。
- 実施日程の概要:
第II、III期
- 使用する装置, ソフトウェアなど:
ワークステーション:SunBlade2000、SunBlade1000
CADツール:Monet(MentorGraphics)、
DesignCompiler(Synopsys)、DesignCompiler(Synopsys)、Scirocco(Synopsys)、
TestGen(Synopsys)、TetraMax(Synopsys)、Cコンパイラ、など
- 教科書, 参考書:
コンピュータの設計とテスト(藤原秀雄著、工学図書)、配布資料
- 受け入れ可能人数:
7人程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
自講座優先、Cプログラミング経験者優先
- その他の特記事項:
なし
- 担当者(講座名):
ソフトウェア基礎学講座
- 概要:
遺伝的アルゴリズムを用いて様々な問題を
解き、遺伝的アルゴリズムおよびNP困難な
組合せ最適化問題についての理解を深める。
- 実施日程の概要:
第II、III期
- 使用する装置, ソフトウェアなど:
C言語
- 教科書, 参考書:
特になし
- 受け入れ可能人数:
4人程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
プログラミング技術および熱意
- その他の特記事項:
C言語が扱えること
- 担当者(講座名):
中西正樹(言語設計学講座)
- 概要:
LSI (Large Scale Integration, 大規模集積回路) は産業の牽引役として、社会で注目されている。
特に近年の進歩は目覚しく、ソフトウェアで行われていた処理の多くをハードウェアとして実現した
システム LSI が、研究開発の 中心課題になりつつある。そこで、そのようなLSIの設計の基礎として、
ハードウェア記述言語 (Verilog-HDL)を用いたパイプライン方式の論理回路 (パイプラインプロセッサ
など)の設計と実現に関する実習を行う。実習では、簡単な回路から複雑なものへ順を追って解説を行
い、初心者でも 3ヵ月程度の比較的短期間で Verilog-HDLによる設計手法と設計ツールの習得ができる
ようにしている。設計した回路は、FPGA と呼ばれる書き換え可能な LSIを用いて実現する。また、希
望により作成した回路の0.35μmプロセスでの試作を行う。
- 実施日程の概要:
I期,II期〜夏休み
1 - 2 : 実験設備および LSI 設計ツールに関する説明
3 - 4 : Verilog-HDL についての説明、設計ツールの実習
5 - 8 : 簡単な課題に対する論理設計と FPGA による実現
9 - 30 : パイプライン型論理回路の設計と FPGA 実現
- 使用する装置, ソフトウェアなど:
論理 CAD 設備、可変構造情報システム実験設備, 先端 CAD 設備,Sun
- 教科書, 参考書:
適宜資料を配布
- 受け入れ可能人数:
6人程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
自講座優先,後は話し合いで.
- その他の特記事項:
なし
(B6)JAVA3Dによるグラフィクスプログラミング |
- 担当者(講座名):
安室喜弘(像情報処理学講座)
- 概要:
テキスト資料の輪読+各自によるプログラミング実習+作品発表会
- 実施日程の概要:
第2セメスタから8月にかけて
(時間割にこだわらず, 年間60時間(30コマ)を目安として下さい.)
- 使用する装置, ソフトウェアなど:
各自の常用マシンまたは個人所有のノートPCなど
- 教科書, 参考書:
適宜配布の予定
- 受け入れ可能人数:
8人程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
JAVAプログラミングの経験者。グラフィクス(プログラミング)に
関しては経験や知識を問わないが、上級者向けではない。
- その他の特記事項:
特になし
(B7)近接無線通信を用いたアプリケーションの構築 |
- 担当者(講座名):
門林雄基(インターネット工学)
- 概要:
近接無線通信 (Bluetooth等) の特性を活かした
アプリケーションを構築し、実用に供することで理解を深める。
- 実施日程の概要:
II期〜III期にかけて実習を行う。合計60時間を目安とする。
- 使用する装置, ソフトウェアなど:
C++, Java など
- 教科書, 参考書:
Ira Pohl, "C++ Distilled" など
- 受け入れ可能人数:
10人程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
やる気、スキル
- その他の特記事項:
特になし
- 担当者(講座名):
久保浩三(先端科学技術研究調査センター)
- 概要:
毎回、最近話題になった知的財産権に関する裁判判決を取り上げ、全員でディスカッションを行い、
権利範囲の解釈等、最新の裁判所の動向を知り、実務に強い研究者、技術者を目指す。
- 実施日程の概要:
実施日程について、夏休み(8、9月)を含め、以後の適当な時期に、学生の希望を考慮して行う。
- 使用する装置, ソフトウェアなど:
適宜連絡あり
- 教科書, 参考書:
判決を教員の方で用意する。
- 受け入れ可能人数:
15人程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
特になし
- その他の特記事項:
特になし
(B9)ロボットインタラクションのプログラミング演習 |
- 担当者(講座名):
小笠原司,松本吉央,上田悦子
- 概要:
ロボット(二足歩行ヒューマノイドロボットHRP2等)に,画像認識,対話処理,動作生成などの人間と
ロボットがインタラクションするための機能を実装する。
- 実施日程の概要:
8月〜9月(夏期休暇中に集中的に行う予定)
- 使用する装置, ソフトウェアなど:
二足歩行ヒューマノイドロボットHRP2,C言語
- 教科書, 参考書:
特になし
- 受け入れ可能人数:
6人程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
面談にて(プログラミング技術,メカいじりの技術)
- その他の特記事項:
ロボットを実際に動かすのが好きな人歓迎
- 担当者(講座名):
松本裕治,乾健太郎,浅原正幸(自然言語処理学講座)
- 概要:
特定のドメインについての専門用語とその同義表現からなる辞書
を編纂する作業を支援したい.具体的には次のような機能を持つツールを作成する.
(1)大規模のテキスト集合から専門用語を抽出する.
(2)専門用語にクラスを割り当てる.
(3)抽出された用語から同義表現を発見する.
(4)以上の作業を効率化するGUIを作成する.
http://cl.naist.jp/index.php?ProjectPractice2005
- 実施日程の概要:
第II期(週1回)〜夏期休暇(うち,計1週間)
- 使用する装置, ソフトウェアなど:
ソフトウェアなど:Perl,Rubyなどでプログラムで用語抽出器を構成する。
その他 GUI プログラミング。
- 教科書, 参考書:
特になし
- 受け入れ可能人数:
3人程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
課題への興味の強さとプログラミング能力
- その他の特記事項:
なし
- 担当者(講座名):
木戸出正継,河村竜幸(知能情報処理学講座)
- 概要:
天井カメラを有するロボットアームシステムを対象とする.
WindowsをOSとするPCでロボットアームの制御処理とカメラの画像処理を実装する.
それらを統合して,いわゆる「金魚すくい」を実現する.
- 実施日程の概要:
8月〜9月(夏期休暇中に集中的に行う予定)
- 使用する装置, ソフトウェアなど:
C言語
- 教科書, 参考書:
特になし
- 受け入れ可能人数:
2人程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
自講座優先,後は面談.
- その他の特記事項:
特になし
- 担当者(講座名):
河野恭之,河村竜幸(知能情報処理学講)
- 概要:
ウェアラブルカメラを用いた物探し支援システムの開発.
- 実施日程の概要:
8月〜9月(夏期休暇中に集中的に行う予定)
- 使用する装置, ソフトウェアなど:
C言語
- 教科書, 参考書:
特になし
- 受け入れ可能人数:
3人程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
自講座優先,後は面談.
- その他の特記事項:
特になし
- 担当者(講座名):
木戸出正継,浮田宗伯 (知能情報処理学講)
- 概要:
障害物による遮蔽によって観測不可能な領域の様子を,その領域に設置された
カメラ群が撮影する映像集合を直感的な形式に変換した上でユーザに提示する
ための基盤ソフトウェア作成
- 実施日程の概要:
第II期〜夏期休暇
- 使用する装置, ソフトウェアなど:
IEEE1394カメラ,C言語,OS種類不問
- 教科書, 参考書:
特になし
- 受け入れ可能人数:
2人程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
面談にて (プログラミング技術,画像処理・認識に関する知識)
- その他の特記事項:
特になし
(B14)3次元機構モデリングと動力学シミュレーション |
- 担当者(講座名):
柴田智広(論理生命学分野)
- 概要:
Autocad LT を使って3次元機構のモデリングを行い,
Matlab, Nastran 4Dを使ってその動力学シミュレーションを
行う.
- 実施日程の概要:
II期
- 使用する装置, ソフトウェアなど:
Autocad LT, Matlab, Nastran 4D
- 教科書, 参考書:
特になし。適宜資料を配布。
- 受け入れ可能人数:
2人程度
- 希望者が受け入れ可能人数を越えた場合の選択基準:
面談にて決定(上に掲げたソフトウェアに関する知識を重視)
- その他の特記事項:
特になし