バイオサイエンス基礎  Foundations of Biological Sciences


◇ 担当教員:小笠原 直毅(おがさわら なおたけ)
新名 敦彦(しんみょう あつひこ)
箱嶋 敏雄(はこしま としお)
横田 明穂(よこた あきほ)
◇ 単位数:2  ◇ 開講時期:I期 月・木曜 3・4時限  
◇ 講義室:バイオ大講義室
◇ 講義目的:
本講義では、他分野出身の学生を対象として、バイオサイエンスを理解するための基礎的な知識を講義する。そのため、「生命の化学と分子生物学」を教科書として、細胞の中での化学と情報処理の原理についての基礎を説明する。

◇ 講義内容:
第1週 生命の化学と生態系
     化学と生命、細胞の構造、原核生物と真核生物
第2週 生体分子・酵素
     生態高分子の種類と構造、酵素の構造と機能
第3週 エネルギーの獲得と利用
     光合成、ATP合成、代謝、窒素固定、運動、輸送
第4週 遺伝と分子生物学
     遺伝学、遺伝情報の維持と発現、分子生物学と生化学の応用

◇ 教科書 :
「生命の化学と分子生物学」E. J. Wood, C. A. Smith, W. R. Pickering著、林利彦、水野一乘訳、東京化学同人、2800円
◇ 参考書 :
「Essential細胞生物学」Bruce Alberts、他 著、中村桂子、他 監訳、南江堂(8000円)
◇ 受講要件:
大学教養レベルの化学
◇ 成績評価:
講義の出席状況(60%)ならびにレポート(40%)。