M1 森本 健志 情報科学センター |
発表題目:論文紹介"Improving TCP Performance over Wireless with Data Link Layer ARQ"
IPSJ Journal vol.45 No.4 p1112-p1120
発表概要:インターネットプロトコルの4層目(トランスポート層)を担うTCP(Transmission Control Protocol)は,インターネットアプリケーションの80%が使用する重要なプロトコルである.この論文では,ワイヤレス通信のパフォーマンス向上のため,TCPに2層目(データリンク層)のARQ(Autimatic Repeat Request)機能を追加し,実験と評価を行っている. |
M1 矢葺 光佑 コンピュータ設計学 |
発表題目:論文紹介"Using Satisfiability in Application-Dependent Testing of FPGA Interconnects" DAC 2003, pp.678-681
発表概要:FPGAのテストでは,ある特定機能のみの使用を前提としたアプリケーション依存FPGAについてテストする手法が有用であるとされている.ここでは特にインターコネクトのブリッジ故障が問題となっており,中規模以上の回路においてテストを行う良いアルゴリズムが提案されていない.本論文では,CLBのコンフィグレーションと外部入力を決定する充足可能性問題を解く事により,任意のアプリケーション依存FPGAにおけるブリッジ故障をテストするアルゴリズムが提案されており,本発表ではこのアルゴリズムについて紹介する. |
M1 山岡 修一 ソフトウェア基礎学 |
発表題目:異なる要求を持つユーザへのビデオストリーミングを実現するミドルウェアの提案
発表概要:我々の研究グループではビデオの品質に対して異なる要求を持つ多数のユーザに対し、MPEG-4ビデオをP2Pネットワークを介して効率よく配信する方法を提案している。各ユーザはビデオにおける複数のオブジェクト間の相対的な重要度を、時間帯ごとに指定することにより受信するビデオの品質に対する要求を決定することが可能である。本研究では研究グループの一員として提案手法の有効性を確認するために、実装の部分を担当する。そこで、本発表では提案手法とそれを実現するミドルウェア開発の概要について述べる。 |
M1 山形 信博 コンピュータ設計学 |
発表題目:論文紹介"Instruction-Level DfT for Testing Processing and IP Cores in System on a Chip"
Proc.38th Conference on Design Automation(DAC'01) pp59-61,2001.
発表概要:システムオンチップにおける自己テストはプログラム可能コアを使用して、プログラム不可能コアのテストを高速でかつテスト容易化設計によるテスト回路のオーバヘッドを小さくし、消費電力も小さくすることができる。しかし、従来の自己テストは要求されるテストプログラム長、高い故障検出率に至っていない。この論文では、これらの問題点をいくつかの命令を追加し、小さな面積オーバヘッドを犠牲にすることによって改善する方法論について議論している。 |
M1 山口 幸輝 システム制御・管理 |
発表題目:コンパス型二足ロボットモデルの動的安定性指標の検証
発表概要:本研究室で,コンパス型二足ロボットモデルが転倒しない条件SCBR(Stability Criterion of Biped Robot)を提案している.だが,その有効性はシミュレーションによる確認しかされていないため,実機による検証が必要である.そこで,本研究では実機を用いてSCBRの検証を行う.発表では,設計中のコンパス型ロボットの進捗状況と,今後の実験計画について説明する. |
M1 山本 眞也 ソフトウェア基礎学 |
発表題目:P2Pにおけるネットワークゲーム向け負荷分散機構
発表概要:ネットワークゲームをP2Pで実現するための負荷分散機構が提案されている.本研究では、計算量の削減を目的とした論理リングと,それらにつらなる通信負荷の分散を目的とした負荷分散木から成る負荷分散機構を提案している.本発表では,提案している負荷分散機構,特に負荷分散木の挙動について述べる. |
M1 横山 浩太 情報コミュニケーション |
発表題目:無線マルチホップネットワークにおける経路の検討 発表概要:移動通信の世界ではより高速なデータ伝送の要求が高まっている.しかしながら, 超高速無線伝送を実現するためにはピーク電力の増大という課題を克服しなければならない. データ伝送レートを高速化しつつ送信電力を低減するためのものとして, 無線マルチホップネットワークが提案されている. しかし, そのネットワークにおける経路については検討されていない. そこで本研究では, 無線マルチホップネットワークにおける経路の設計方法を研究・提案していく. |
M1 吉井 大智 システム制御・管理 |
発表題目:
論文紹介
"The Simplest Walking Model: Stability, Complexity, and Scaling"
submitted to: ASME Journal of Biomechanical Engineering
発表概要: McGeerの研究により、人間を模倣した脚付機械は傾斜の浅い斜面上で、動力や制御無しに安定な歩行を行うという事が分かっている. その受動歩行を把握するため、この論文では尻部分と足先に質点を持つコンパス型モデルの受動歩行について、数値計算および近似計算を行う. |
M1 和田 浩明 視覚情報メディア |
発表題目:
論文紹介
"Real-Time Markerless Human Body Tracking with Multi-View 3-D Voxel Reconstruction"
Fabrice Caillette , Toby Howard
(in Proceedings of the British Machine Vision Conference (BMVC), volume 2, pages 597-606, September 2004)
発表概要: ビデオ画像から人の動きを追跡する研究が盛んに行われている. しかし一般的にはマーカーレス画像による入力では,はっきりとした手足の位置を得ることができない等の問題がある. これに対し,本論文では複数の入力画像を用いてリアルタイムで全身の追跡を行う手法を提案している. この手法は複数のカメラを用いて人物の3次元復元を行い,3次元空間内で運動モデルとのマッチングを実時間で行う というもので,セルフオクルージョンや散らかった環境に対してもロバストであることを示している. 本発表ではこれらの内容を紹介し,最後に私見と自身の研究との関連を述べる. |
M1 AL-ALI BASEL ABDUL-AL-AMEER 応用システム科学 |
発表題目:Improved Learning Method for Adaptive Fault-Tolerant Control Systems
発表概要:There are two broad approaches for learning an inverse model: a direct approach which is called direct inverse modeling, and an indirect approach which is called distal supervised learning (Jordan, 1992). However, there is another approach which combines aspects of the direct and indirect approaches known as feedback error learning (Kawato, 1993). All three approaches acquire an inverse model based on samples of inputs and outputs from the plant. We are trying to propose a suitable learning approach for adaptive fault-tolerant control systems. The main goal of this study is to maximize the speed of response actions once a fault has occurred, in order to tolerate the fault while the system is online. |
M1 KHAMPHAO SISAAT インターネット工学 |
発表題目:Paper introduction, Christoph L. Schuba, Ivan V. Krsul, Markus G. Kuhn, Eugene H. Spafford, Aurobindo Sundaram, Diego Zamboni, "Analysis of a Denial of Service Attack on TCP" IEEE Symposium on Security and Privacy, 1997
発表概要:Intrusion Detection System or IDS is an automated system intended to detect computer intrusions. The main goal of IDS is to identify, preferably in real time, unauthorized use and abuse of computer systems by either system insiders or external penetrations. In IDS there are several intrusion detection techniques, such as misuse detection and anomaly detection. However, IDS is not a perfect system: there are some problems in the system itself, such as false positives and false negatives. My idea is to do research on ISD to be able to solved such above problems and make it more secure, efficient and more reliability security system. In my presentation, I will introduction of the paper which is a solution security approach called SYNKILL for protecting against SYN flooding attack or Denial of Service (DoS) attack. This approach can detect the condition of SYN flooding attack and react appropriately defeat, or at least lessen the impact of the attack for all host connected to the same local area network independent of their operating system or networking stack implementation. |