データベース管理システムはあらゆる組織の基幹業務および意思決定にとって必要不可欠なシステムとなっている。記憶装置の大容量化により,組織や個人が蓄積するデータ量は増大の一途を辿っており,インターネットの急速な普及は,そのようなデータの配布を容易にしている。このような状況のもとで, 大量データを効率よく管理し,必要な情報を簡単かつ高速に検索するための技 術が以前にも増して重要になってきている。
本講義では,このような認識のもとで,データベース管理システムおよびイ ンターネット時代のデータベースに関する基盤技術を理論と実際のバランスに配慮しながら講述する。

講義の具体的な内容は以下の通りである。
1.データベースシステム概論
2.関係データベースとSQL
3. XMLとデータベース
4.データベースの論理設計
5.データベースの物理設計
   6.トランザクション処理(同時実行制御、障害回復)
   7.情報検索

なし

Raghu Ramakrishnan and Johannes Geheke: "Database Management Systems, Second Edition", McGraw-Hill, 2000. (paperback) ISBN:0-07-116898-2

(必ずしも先修条件ではない)
データベース学

期末試験の評価による。