マクロからミクロ・ナノにいたる様々な生命機能に対する計測手法と、それによる生命機能解明のための情報処理技術について解説する。

「第1部 生体イメージング」(担当:湊小太郎)
1.人体の解剖学的断層像(X線CTの原理)
2.放射性同位元素による生理機能計測(PETとSPECT)
3.MRI(磁気共鳴画像)の原理

「第2部 分子・細胞イメージング」(担当:杉浦忠男)
4.ミクロ・ナノメートル世界を探る技術(光計測の基礎、顕微鏡の基礎)
5.ゲノム情報を読む (シーケンサー、DNAチップ)
6.顕微鏡技術の最前線 (蛍光顕微鏡、近接場顕微鏡、光ピンセット)

特になし

1.日本医用画像工学会監修:医用画像工学ハンドブック,篠原出版(1994年)
2.宝谷紘一他編:限界を超える生物顕微鏡、学会出版センター(1991年)
3.河田聡編:超解像の光学、学会出版センター(1999年)

特になし

成績評価は平常点(発言や発表、20%)とテスト(80%)による。

受講希望者は、2回目の授業の際に履修登録をして下さい。