符号化文字集合について 佐藤敬幸((財)国際情報化協力センター)

「国際標準(グローバルスタンダード)」を巡る議論が盛んである。このような中で、建前の標準化の意義などとは、視点を変えて製造業者としては、現実にどのような意義をもっているかを紹介する。
さらに、符号化集合を歴史的に概観し、標準制定といえどもそれぞれの時代の市場のニーズへの対応と、その時点での技術力の妥協の産物であり、将来に渡って固定的でないこと。 要求の変化に応じて成長するためには、要求を顕在化し続けることの重要性など、将来の(標準化の担当者ではない)標準のユーザーの心得を、技術の温故知新ということで紹介する。
最後に、現在話題のISO/IEC 10646 (Unicode)について、技術的な解説を行い。 データとしての文字と、表示要素としての文字の相違など、同じ文字でも柔軟な発想でみると色々な見方ができる、それが新技術につながる事例を紹介する。

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授業で使ったPPTファイル 11月10日(月)辻義信の講義資料
基準認証政策の現状と課題
知財と標準

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詳細は講義開始時に説明する。