情報理論 II
Information Theory II


講義内容

 情報システムのセキュリティ技術について講述する。具体的には, 情報セキュリティの基盤となる暗号技術の基礎的な概念, データベース等におけるセキュリティ技術, 公開鍵暗号系や関連する技術を応用して得られる各種のセキュリティ方式について解説する。具体的な項目は以下のとおりである。
1. 序論, 共通鍵暗号系 (主として高田が担当)
2. アクセス制御, セキュリティモデル, 推論攻撃 (主として石原が担当)
3. 公開鍵暗号系と各種セキュリティ方式 (主として楫が担当)

 
教科書

なし

参考書

1. Schneier, B.: Applied Cryptography, John Wiley & Sons, second edition, 1996.
2. Salomaa, A: Public-Key Cryptography, Springer-Verlag, 1990.
3. Denning, D.E.R.: Cryptography and Data Security, Addison-Wesley,1981.
4. Koblitz, N.: A Course in Number Theory and Cryptography, Springer-Verlag, 1987.

 
前提とする知識

(必ずしも先修条件ではない)

整数論の初歩的な


成績評価方法及び基準

試験により評価を行う

 


情報学研究科 教務WG
Last Update:2002/08/14