比較ゲノム学
Comparative Genomics

講義内容

 ゲノム配列が明らかにされることにより、生物内の存在するさまざまな分子機構の設計図を全て手にすることが可能となる。すなわち、生物ごとの遺伝子セットを把握することが可能となる。本講義では、ゲノムを通して生物の全体像を理解することを目標にコンピュータ解析を中心とした比較ゲノム解析を紹介する。

1. 比較ゲノム学入門
(ゲノム塩基組成、遺伝暗号、などの塩基配列組成レベルでのゲノム構造解析)
2. ゲノム進化学 
(進化情報解析、系統進化解析)
3. ヒト遺伝学基礎
(Single nucleotide polymorphism(一塩基多型)を中心としたヒト遺伝学の基礎)
4. ゲノム情報に基づく生命システム解析
(トランスクリプトーム、メタボローム、プロテオームの観点からの比較ゲノム解析)

 
教科書

特に指定しない。
 

参考書

講義を通して紹介する。


前提とする知識

生命科学ならびに情報生命科学の基礎的知識。


成績評価方法及び基準

講義の出席状況ならびにレポート。



 


情報学研究科 教務WG
Last Update:2002/08/14