ゼミナール発表

5月21日(火) 4限


会場: L1

アドバイザ:
0151201 赤木 永治 情報科学センター
発表題目:ノードの構成や稼動状況の変化に適応できるGridの構築手法に関する研究
発表概要:近年、ゲノム解析に代表されるような大規模な演算処理能力の要求に対して、Gridと呼ばれる負荷分散技術が注目されている。しかし既存のGridは中央管理方式のためにノードの構成が固定されてしまうため、その構成や稼動状況が刻々と変化する環境には適していない。そこでノードに自律性を持たせることで、環境の変化に適応できるGridの構築手法を提案する。本発表では提案の概要について述べる。
0151202 高谷 智哉 音情報処理学
発表題目:独立成分分析に基づくブラインド音源分離における音質改善手法の研究
発表概要:複数の音源が混在する環境下で観測された場合、観測信号のみから音源信号を推定する手法をブラインド音源分離(BSS)と呼び、近年独立成分分析(ICA)に基づいた手法が注目されている。しかし、この技術は音源分離のみを目的としているため,一般に分離音の音質は劣悪になりがちである.従って,本技術を音声認識処理へ適用した場合,この音質の劣化による認識率の低下が懸念される。本研究では、ICAに基づくBSSにおける分離音の音質改善を目的とし,音声認識処理へ最適化されたBSSの検討を行う.
0151203 平郡 政幸 言語設計学
発表題目:SystemCを用いた高機能組込みプロセッサの設計及び実装
発表概要: 近年、各種機器への組込み用途プロセッサ実装が盛んに行われており、 今後も規模を拡大すると考えられる。それに伴い、資源制約の中でより高性能 なプロセッサに対する要求も大きくなっている。本研究では、将来的に 有用なプロセッサのアーキテクチャについて考察し、SystemCを用いて設計及び 実装を行う。
0151205 前田 賢一郎 知能情報処理学
発表題目:構成変更を行う移動ロボットの制御ソフトウエアに関する研究
発表概要:移動ロボットは様々な作業内容、作業環境で動作する必要があることが予想される。作業環境、作業内容の変化に対応するためにハードウエアの構成変更を行う移動ロボットを想定する。ハードウエア構成変更に従って制御ソフトウエアについても変更する必要があるが、この変更が容易に行えるための制御ソフトウエアについて検討する。