0151080 | 二ノ方一生 | 砂原秀樹、山口英、藤川和利 |
発表題目:誤り制御の利用によるMotionJPEG2000ストリーミングの品質保証
発表概要:インターネットを介したビデオ会議やライブ中継など, 画像/音声のリアルタイム配信は今後利用の拡大が見込まれる. しかし現在ストリーミングでの画像/音声品質・リアルタイム性には問題も多く今後改善が必要とされる. 本研究では動画像のリアルタイム配信に適した特徴を持つMotionJPEG2000フォーマットによるストリーミングに焦点を当て, その特徴を活かした品質保証を誤り訂正(FEC: Forward Error Correction)および誤り検出再送(ARQ: Automatic Repeat reQuest)により実現する手法を提案する. また現在までの成果および今後の研究について報告する. | ||
0151092 | 藤部修平 | 山本平一、山口英、岡田実 |
発表題目:Webサーバファームにおけるスタンバイ状態を導入したサーバ切り替え方式の開発
発表概要:近年、アクセスの集中するデータセンタなどでは他数のWebサーバを複数のサイトで 共有する手法が普及しつつある(サーバファーム)。しかし、このようなシステムではサイトを 切り替える際に、サーバへのコンテンツの供給を伴うので切り替えに時間がかかる。本研究では サイトの切り替えの前段階として、コンテンツの供給のみを行なうスタンバイ状態を設け、 サーバのサイトへの追加にかかる時間を短縮する。本発表では、スタンバイ状態を導入した サーバファーム運用システムの開発と運用結果を報告する。 | ||
0151103 | 三野敦史 | 山本平一、山口英、岡田実 |
発表題目:WWWキャッシュサーバにおけるDiskI/O処理の効率化に関する研究
発表概要:WWWキャッシュサーバの性能向上は重要であるが、頻繁にディスクを アクセスするため、DiskI/O処理がボトルネックになっている。 また、ランダムアクセスの傾向が非常に強いのも特徴である。そこで、 Write(Input)とRead(Output)処理の特性の違いに応じて、異なるディスクに それぞれの処理を割り当て、シーケンシャルアクセスの増加とアクセス対象ブロックの 局所化を図る手法を提案する。 本発表では、この提案手法と今後の実装について述べる。 | ||
0151111 | 森部博貴 | 砂原秀樹、山口英、藤川和利 |
発表題目:インターネット上を移動するサービスデータベースを用いたノード・
サービス探索機構
発表概要:近年、様々な機器、またそれによって提供される機能をネットワーク 化し、データ伝送や制御を可能にしようという機運の高まりがある。ネットワー クに接続されたデバイス同士が即座に目的とするコミュニケーションを行なえる ようにするためには、各デバイスがネットワーク参加時に、自分の存在と、でき ることを他のデバイスに知らせなければならない。これらの仕組みを提供する既 存技術としてSLP(Service Location Protocol)など複数、提案されている。しか し、これらではグローバルなインターネット上において本質的なサービス探索は 行なえない。そこで、本研究ではインターネット上に分散したサービスを効果的 に探索する方式を提案する。 |
0151075 | 中島淑貴 | 鹿野清宏、松本裕治、Nick Campbell、柏岡秀紀 |
発表題目:無音声認識
発表概要:マイクで外部から採取した空気伝搬の通常音声を分析対象とする音声認識や携帯電話の、分析対象自体がもつ欠点、雑音混入性、雑音発生性、情報漏洩性、修正困難性などを改善して、個人携帯情報端末において、訓練の必要がなく、人間の文化習慣に則った新しい入力デバイスを作成したい。その解決手段として、分析対象を採取する装置を外部に置くのではなく、また通常音声を対象とするのではなく、人間の体表に聴診器型のマイクを接着させ、発話行動(口の動き)に伴って調音される呼気音(非可聴つぶやき)の軟部組織伝達振動をパラメータ化の対象とし分析、従来音声認識で使用されてきたHMM音響モデルをこれに置き換えて、一種の無音声認識を実現し、個人携帯情報端末の新たな入力方法とする。この体表接着聴診器型マイクロフォンを利用した非可聴つぶやき(軟部組織伝達調音呼気音)認識インターフェースの開発について述べる。 | ||
0151114 | 山内覚 | 鹿野清宏、松本裕治、Nick Campbell、柏岡秀紀 |
発表題目:文章朗読における母音継続時間長に対する発話速度の影響
発表概要:テキストを入力とし、音声を出力する技術をテキストからの音声合成と呼ぶ。この技術により異なる速さで自然な音声を合成するためには、日本語の音韻継続時間長に影響を及ぼす要因と発話速度の関係について知ることが重要である。そのため、同一の話者が同一の文章を速い、普通、遅いの異なる発話速度で発声した音声に対して、これまで指摘されてきた制御要因を用いて、重回帰分析(数量化I類)を行った。分析は、音韻継続時間長の変動が大きくサンプル数の多い母音を対象とし、各発話速度について独立に行った。この結果に基づき、これまで日本語の母音継続時間長について指摘されてきた制御要因が及ぼす効果と発話速度の影響について検討した。 | ||
0151064 | 津田陽介 | 鹿野清宏、松本裕治、Nick Campbell、柏岡秀紀 |
発表題目:発音のなまけを考慮した音声単位選択
発表概要: 近年の波形接続型音声合成方式の発展により、 朗読についてはかなりの程度の合成音声が可能になってきた。 しかし対話においては朗読よりも発音のなまけが多くみられ、 同じ手法を対話音声合成に適用した場合高品質な合成音声を得ることは難しい。 そこで人間に近い滑らかな合成音声の実現を目標に音声単位を提案し、実験を行なった。 |
0151112 | 森本芳弘 | 松本裕治、関浩之、乾健太郎 |
発表題目:単一化文法用デバッグツールの開発
発表概要:単一化文法は、 自然言語がどのように理解されているかを説明するために用いられる。 本発表では、言語が理解される過程を視覚化するデバッガについて述べる。 その中でも、デバッガのトレース機能は非常に重要であるため、これに焦点を当てる。 まず、言語理解の過程を説明するためにデバッガの必要性を概観し、 その過程をトレースする枠組みを与える。 次に、デバッガのトレース機能について、その仕組みを述べる。 また、デバッガの例外検出機能や、それをデバッグするプロセスにも触れる。 | ||
0151208 | SHARIFF BIN ABDUL RAHMAN | 山本平一、関浩之、岡田実 |
発表題目:<題目>CDMA Systems with Support Vector Machine based Multiuser Detector for Indoor Multipath Environment
発表概要:<概要>Support Vector Machine(SVM) によるCDMAマルチユーザ検波(MUD)方式が提案されていた。しかし今までは干渉ユーザと希望ユーザの信号が同一チャンネルを伝搬し信号間の同期がとれている下り回線にしかSVMによるMUDが評価されていなかった。 本研究では、SVMを用いたMUDを非同期CDMAシステムにて評価する。評価に基づいてカーネルパラメータなどを変更することで非同期CDMAシステムのMUDに適したSVMカーネルを求める。 | ||
0151048 | 佐々木寛 | 松本裕治、関浩之、乾健太郎 |
発表題目:SVMとクラスタリングを用いた文書分類のための能動学習
発表概要:近年、機械学習に基づく文書分類方法が盛んに研究されているが、このような手法の問題点として人出による正負ラベル付きデ−タ作成のコストが高いということが挙げられる。そのため、ラベル付きデ−タが少ない場合においても高い文書分類精度の実現が望まれる。このような問題を解決する方法として本稿ではサポ−トベクタ−マシン(SVM)を用いた能動学習を行っている。さらにより効果的な学習データを選択する新しい方法として、SVMの分類結果に対してクラスタリングを適用した。 |