ゼミナール講演
日時
平成 14年 7月 30日(火)3限(13:30 -- 15:00)
場所
L1
講演者
太田 充
所属
筑波大学 社会工学系
講演題目
都市空間構造のシミュレーション分析
概要
都市の空間構造を分析するための方法のなかで、本講演においては、 都市における各主体(企業、家計)の立地行動をミクロ経済的に記述し、 それらの主体がそれぞれに利潤や効用を最大にする行動を行ったときの均衡状態を求め、 その結果として都市の空間構造が出現するというアイディアで分析を行った。 この考え方は、何もない空間に各主体を設定し、 土地や労働市場の中でそれらの自発的な行動の結果として経済秩序は達成されるという、 自己組織化の考え方によるものである。 実際の分析は、 各主体の行動記述をもとにプログラムによる数値シミュレーションを用いて行われた。
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平成14年度ゼミナール担当