プロジェクト実習 I,III
Project Practice I,III


「プロジェクト実習」では,先端的技術や方法論を用いたソフトウェア,ハードウェア,応用システム等の開発,先端研究分野の調査研究などを行なう。

テーマには学外テーマと,本研究科の教官が担当する学内テーマとがある。学外テーマによる実習は,企業におけるインターンシップ制度等とタイアップしたものであり,実際の研究開発現場において実習を行うものである。プロジェクト実習での成果を含めた研究内容が学会発表された例もある。

学内のテーマについての募集は4月頃一括して行なわれるが,学外のテーマについては,提案される毎に随時募集するので電子メールでの案内,プロジェクト実習のホームページ、学生課掲示板に注意すること。

プロジェクト実習は選択科目であり,1年間で2テーマまでしか履修することができない。また履修の条件として,実習の終了後2週間以内に,レポートを研究科事務室または担当の教官に提出する必要がある。
参考までに,昨年度(平成12年度)に開講されたテーマの一部を示す。

(学内テーマ)
・Javaプログラミング演習
・LSI の設計と実現
・WWWを利用したゲノムデータベースシステムの開発
・ゲノム情報の可視化
・非線形最適化プログラミング実習
・音声インタフェースの構築
・3D-CG&VRMLプログラミング
・PVMを用いた並列プログラミング演習
・全方位画像を用いた仮想空間構築
・複合現実感アプリケーションの開発
・GPSと高解像度カメラを用いた画像収集システムの開発
・移動ロボットシステムの構築
・XML応用システムの開発
・無線通信システムの計算機シミュレーション
・アジア衛星インターネットの高速化

(学外テーマ)
・ATR
  粘弾性生体組織の振動パターンの観測とモデル化
  QoS評価実験
  LANの最適設計及びシミュレーション評価
  動的過程のQoS分析
  物質探索の研究
  韻律データベースの自動ラベリング
  音声データベースの自動分割とアライメント
  音声データベースのユニット選択手法とアルゴリズム
  粘弾性生体組織の振動パターンのモデルシミュレーション
  無線網において自律分散的に中継する方法の実験的研究
  空間を分割して多元接続する方法の研究
・シャープ
  ホームLAN用ネットワークプロトコルの開発または評価
・オムロン
  JOB管理ツール作成, ホームページの作成
・富士通研究所
  VLSI CAD
・デンソー、NTT
  夏期休暇の時期に実習が行われた。