情報倫理II
Information Technology and Ethics
講義内容
情報技術者として備えておくべき倫理と法について講義する。
「工学倫理」
技術者が社会に対し特別の責任を負う職業であることを学ぶ。
いろいろな実例や、想定ケースを中心に考える。
「情報ネットワークの倫理と法」
情報ネットワークにかかわる技術者の倫理と法について検討する。
情コーネル大学ワーム事件、霞ヶ関中央官庁連続クラッキング事件、
情ナップスター事件(著作権)、ドクターキリコ事件(有害コンテンツ)など、
情出来る限り日米で発生した実際の事件に基づいて講義を進める予定である。
教科書
岡村久道 編著「インターネット訴訟2000」(ソフトバンクパブリッシング)
参考書
1. Charles E.Harris,Jr.,Michael S.Pritchard & Michael J.Rabins:
Engineering Ethics-Concepts and Cases,2nd edition, 2000 Wadsworth
2. 岡村久道・近藤剛史「インターネットの法律実務(新版)」
(新日本法規出版、2001年3月刊行予定)
前提とする知識(必ずしも先修条件ではない)
基礎的な一般工学知識、インターネットに関する一般的な工学知識
成績評価方法及び基準
レポート又は試験と出席により評価する。詳細は開講時に説明する。