先端情報科学特論 I, III
Advanced Information Science I, III


開講日程

講義内容

「先端情報科学特論」では、情報科学分野の先端的・タイムリなテーマに関して講義する。また、新しい講義形態なども取り入れてゆく予定である。平成13年度より開講する。
複数のテーマの講義を開講し、その中から選択して聴講する。1つのテーマは8コマの講義であり、1単位が認められる。1年間で2テーマまでしか履修することができない。
講義テーマは4月頃にアナウンスする予定であるが、年度途中でも新たなテーマが提案されることがあるので、電子メールでの案内、教務関連情報のホームページ、学生課掲示板に注意すること。
現在、バイオ情報学を初めとした連携講座による講義などが予定されている。

成績評価方法及び基準

各テーマにより異なる。講義の開始時に説明する。






先端情報科学特論 II, IV
Advanced Information Science II, IV


テーマ 「インターネット時代のセキュリティ管理」
  1. 担当者
    慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授 村井 純
    奈良先端科学技術大学院大学教授 山口 英
  2. スケジュール
    2001年9月27日〜2002年1月17日 木曜日 9:00-10:30
    (米国東海岸からのインターネット中継による授業が入ることを考えて この時間です)
  3. 受講教室
    慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス大学院棟τ11
    慶應義塾大学三田キャンパス
    慶應義塾大学日吉地区キャンパス(矢上を予定)
    奈良先端科学技術大学院大学 (情報科学研究科棟 L3中講義室)
    http://www.soi.wide.ad.jp/
  4. 授業目的と概要
    インターネットが社会基盤として浸透していくための条件として、 セキュリティの基盤整備が急務である。本授業では、社会基盤としての インターネットにおいて、情報セキュリティとは何かを、個人レベル、組織レベル、 国家レベルに検証し、インターネット時代におけるセキュリティの管理について、 技術面、社会面から議論することを目的とする。
    その課程で、現在インターネット上で発生しているスパム、ウィルス、 セキュリティ侵害などの問題を、技術的、社会的に分析、理解し、 個人、組織、国家それぞれにおいての具体的な管理手法を理解した上で、 セキュリティ管理のあり方について議論する。
  5. 授業の進め方
    本授業は、個人レベル、組織レベル、国家レベルの各項目に関して、 鍵となる技術、視点に関する講義を行い、次の週にそれを元に学生が議論を行う、 という、講義と議論の組合せで授業を進める。 従って積極的に議論に参加することを履修条件とする。
    なお、本授業は奈良先端科学技術大学院大学で担当する授業と遠隔合同で行い、 随時、各話題の専門家を、国内外からゲストスピーカーとして招く予定である。 LLI> 予定
    第 01 回 INTRODUCTION(授業概要)
    第 02 回 個人とセキュリティ(1) ? 講義
    第 03 回 個人とセキュリティ(1) ? 学生発表と議論
    第 04 回 個人とセキュリティ(2) ? 講義
    第 05 回 個人とセキュリティ(2) ? 学生発表と議論
    第 06 回 組織とセキュリティ(1) ? 講義
    第 07 回 組織とセキュリティ(1) ? 学生発表と議論
    第 08 回 組織とセキュリティ(2) ? 講義
    第 09 回 組織とセキュリティ(2) ? 学生発表と議論
    第 10 回 国家とセキュリティ(1) ? 講義
    第 11 回 国家とセキュリティ(1) ? 学生発表と議論
    第 12 回 国家とセキュリティ(2) ? 講義
    第 13 回 国家とセキュリティ(2) ? 学生発表と議論
  6. 評価
    数回の課題、授業への参加度、学生発表の内容、最終課題によって評価を行う。 奈良先端の場合、二つの授業学期に渡って授業を行うので、各期毎に成 績を発表する。
  7. 参考文献
    授業ごとに紹介する。
  8. 前提条件
    特になし
  9. その他注意事項
    本授業は、GSECセミナーの一環としても開催されているため、 開始時間を三田キャンパスに合わせ9:00からとするので、SFCの学生は注意してください。