0051055 | 橘 拓至 | システム基礎 | takuji-t |
発表題目:MPLS-based WDMネットワークにおける動的波長パス設定法の提案と性能評価
発表概要:次世代インターネットを担う通信インフラストラクチャとして、波長多重伝送を行なうWDM (Wavelengh Division Multiplexing) ネットワークの研究・開発が行なわれている。WDMネットワークでは1芯の光ファイバーに複数の波長を多重化することで1Tbpsを越える伝送を実現し、従来のリンクでのボトルネックを解消することが期待されている。しかしながら、各ノードにおけるルーティングの際の電気的処理がボトルネックとなるため、光領域でのルーティング手法がいくつか提案されている。その中でMPLS (Multi Protocol Label Switching)を光領域に拡張したG-MPLS (Generalized-MPLS)は、波長単位のスイッチングを行ない電気的処理を必要としない。そこで本研究では、このG-MPLSを利用しトラフィックの変化に応じて波長パスを設定/解放する動的波長パス設定法を提案する。 提案方式に対して待ち行列理論を用いた近似解析及びシミュレーションを行ない、提案方式の有効性を定量的に検証する。 | |||
0051204 | 森川 聡 | 自然言語処理学 | satosi-m |
発表題目:日本語の練習問題自動生成システム 「おさる」
発表概要:語学教師が頭を悩ましている問題の一つに、学習者に合った問題集の不足があげられる。学習者は理想的にはそれぞれの持っている興味・日本語の習熟度・母国語などに応じた問題集で学習することが望ましい。しかし、現実的にはそういう問題集はなかなかない。そこで、学習者に合った日本語の練習問題を自動生成するシステム"おさる"を開発することにした。日本語教師は"おさる"を使い生徒に合わせた問題集を容易に製作することが可能になる。 本発表では、そのシステムの構成、問題自動生成の流れ、進捗状況について説明する。 |