0051076 | 西川剛樹 鹿野清宏,木戸出正継,猿渡洋 |
発表題目:<題目>周波数領域ICAと時間領域ICAを併用した多段ICAによるブラインド音
源分離
発表概要:<概要>複数の音源が混在されて観測された場合に,観測信号のみから音源 信号を推定する問題をブラインド音源分離問題と呼ぶ.近年,この問題を独立成分分 析(ICA)に基づいて解決する手法が盛んに研究されている.本技術により,高精度な Hands-free通信や雑音にロバストな音声認識が期待できる.本発表では,まず,周波 数領域ICAと時間領域ICAに関して説明を行い,それぞれの利点,欠点について述べ る.次に提案手法である多段ICAによる音源分離手法について説明する.最後に,実環 境下での音源分離実験より従来法と提案法の性能比較を行ない,提案法の有効性を検証する. | |
0051065 | 寺田智裕 横矢直和,木戸出正継 |
発表題目:<題目>車載カメラを用いた注釈付き画像の実時間生成
発表概要:<概要> 近年, カーナビゲーションシステム(カーナビ)が急激に普及し, 同時に高機能化が進んでいる. それらは, 不慣れな場所での運転や, 特定の目的地の探索などの際には有用である. しかし, 従来のカーナビでは, 利用者に情報を提供するために, コンピュータグラフィクス(CG)で生成された画像や音声が使用されている. そのため, 提供される情報と利用者の視点から見える現実環境を対応付けることが困難 であるという問題がある. そのため, 提供される情報と利用者の視点から見える現実環境との対応付けを行なうこと が必要である. 特に, 情報が地図として表示される場合には, 利用者が表示されている地図から3次元空間への対応付けの作業を実施する必要があり, 認知的負荷が高いと考えられる. 本稿では, 現実環境に情報を付加する技術である拡張現実感(AR)技術を用いて,現実環境の映像に注釈付けを行なう手法を提案する. | |
0051009 | 上田隆正 植村俊亮,木戸出正継,吉川正俊 |
発表題目:地理オブジェクトに基づくウェアラブルカメラ映像の検索とダイジェ
スト作成
発表概要:人間が身体に装着したビデオカメラ(ウェアラブルカメラ)を用い て流し撮りした映像に対して,地理オブジェクトに着目して映像の検索とダイ ジェスト作成を実現する手法を提案する.利用者はウェアラブルカメラに加え てGPSとジャイロセンサを装着し,ビデオ映像の他に撮影位置やカメラの向き などの情報を取得する.これらの情報とあらかじめ用意した地理データを基に, 撮影位置の近くに存在する地理オブジェクトやカメラが地理オブジェクトを向 いているかどうかを調べ,その距離や向きに応じた重みをその地理オブジェク ト名とともに付与する.これにより,利用者は長時間の映像の中から,地理オ ブジェクト名という身近な情報を利用した検索が可能となる.また,付与した 重みから映像中における地理オブジェクトの重要度を算出することにより,映 像の要約を行い,ダイジェストを作成し利用者に呈示する. | |
0051081 | 乗松泰明 小笠原司,木戸出正継 |
発表題目:<題目>全方向移動ロボットの全方位視覚に基づくナビゲーション
発表概要:<概要>近年,多様な環境内で人間とロボットが協調的に作業するため の手法が提案されるようになってきた.より多面的に人間を支援するロボットシ ステムを構築するためには,人間とロボットが離れた状態でも協調作業を行なえ るような手法の開発が望まれている.そこで,本研究では,人間とロボットが離 れた状態で行なう協調作業を実現するロボットシステムの開発を目指す.本報告 では,構築したロボットシステムとそれらの基本的な性能を示す実験結果につい て報告する. | |
0051059 | 谷裕 章 小笠原司,木戸出正継 |
発表題目:<題目>天井画像を用いた屋内ナビゲーション
発表概要:<概要>屋内環境でよりロバストなロボットナビゲーションを実現するため、天井画像列を用いるナビゲーションが提案されている。しかし、この手法は経路ごとに画像列を用意する手間がある。本発表では、画像列から一枚の天井地図を半自動で合成し、地図を元に任意地点間のナビゲーションを行なった結果を示す。 |
0051095 | 古谷伸二 砂原秀樹,山口英(代行:門林雄基) |
発表題目:モバイルエージェントの自律移動に関する研究
発表概要:近年、モバイルエージェント技術が注目されてきており、様々な機関でモバイルエージェントシステムが開発されている。しかし、既存のモバイルエージェントシステムでは、エージェントが移動できるための機構を用意しているに過ぎず、エージェントが移動先を知る手段がない。そのため、現在ではエージェントが移動する場合、ユーザが直接エージェントに移動先を指示しなければならず、自律的な移動はできない状態である。そこで本研究では、エージェントを自律的に移動させるための機構を提案し、実装する。 | |
0051110 | 持田 啓 砂原秀樹,山口英(代行:門林雄基) |
発表題目:<題目> 宛先指定型マルチキャストにおける受信ノード管理機構の提案と実装
発表概要:<概要> ネットワークの高速化に伴い、IP電話やテレビ会議システムなどの広帯域を必要とするグループコミュニケーションツールが登場している。これらのコミュニケーションに対してマルチキャスト技術を利用することにより、通信を効率化することが可能である。マルチキャストには、従来から提案されているグループアドレス(マルチキャストアドレス)による方法と、新しく提案されている受信ノードを明示的に示すという方法がある。本研究では後者に注目し、その中のXCAST(eXplicit multiCAST)というマルチキャスト技術に注目する。XCASTでは受信ノードを管理する機構が存在しないため、柔軟なグループコミュニケーションを実現できない。そこで本研究ではXCASTの特徴を生かした受信ノード管理機構の設計と実装を行う。 | |
0051112 | 森田直樹 砂原秀樹,山口英(代行:門林雄基) |
発表者:森田 直樹
発表題目:サイト間におけるAlert共有化機構 発表概要:近年、不正アクセスは、攻撃ツールの入手が容易、ワーム・ウィルス の発生、DDoSなどの分散型攻撃などにより、普遍化・無差別化・広域化・大規模 化の様相を呈してきている。 従来、管理者が自サイトのセキュリティを高めるための情報源としては、 CERTやベンダのセキュリティ情報、様々なメーリングリスト、自サイトのセキュ リティシステムの出力などがあるが、不正アクセスが発生してから、その詳細な 情報を得るまでには時間差が生じることが往々にしてある。 本研究では、管理者が得る情報源として他サイトのセキュリティシステムの出力 (Alert)を加え、サイト間においてAlertを交換する枠組みを提案する。 これにより、管理者の不正アクセスへの対応を迅速化し、大規模化する不正アク セスに対応することを目的とする。 | |
0051120 | 米田孝弘 砂原秀樹,山口英(代行:門林雄基) |
発表者:米田 孝弘
発表題目:MPLS Networkにおけるトラフィックの周期特性を利用した資源割当て手法の提案 発表概要:MultiProtocol Label Switching (MPLS) を用いたIPベースの大規模電話網において、Policy Server (PS) によるネットワーク制御は、網の信頼性、運用性、柔軟性を確保するために必須の機構である。しかし、PSによるネットワーク制御のスケーラビリティを確保するためには、ネットワーク内を流れるフローに対し品質を保証した経路を提供する経路制御やパス設定の処理数低減が必要である。本研究では、ネットワーク内に流れるトラフィックの計測結果にもとづき、時間経過に伴うトラフィック量変化における周期的な変動を検出することにより、パスに対し最適な資源割当てを行う手法を提案する。これにより、経路制御の処理数を減少させることで、PSのスケーラビリティを確保することを目的とする。 |
0051015 | 大田智数 植村俊亮,伊藤実,吉川正俊 |
発表題目:ウェアラブル環境における行動解析
発表概要: カーナビやステーション等,従来の位置情報サービスではコンテンツの増加 に伴い,利用者の希望するコンテンツを探すことが困難となる.しかし,ウェ アラブルコンピュータが利用者の日常行動から行動パターンを導出することで, 利用者の目的地をコンピュータが予測し,利用者の意図に応じたコンテンツを 提供することが可能となる.そこで,本研究では位置情報サービスの問題を解 決するための基礎研究として,利用者の日常生活において取得できるGPSデー タを蓄積したものから,頻繁に共起するデータの組をデータマイニング手法を 用いて導出する. | |
0051102 | 的場 登 植村俊亮,伊藤実,吉川正俊 |
発表題目:分子生物学におけるXMLデータ統合利用システムの提案
発表概要:Webを利用した情報の取得や検索は,分子生物学の研究にとって必要不可欠である.現在,それらの機能を提供するWebサービスは独自のデータ形式や表示方法をもち,データやデータベースに関しても不統一な語彙やスキーマを持つことから,それらの解決策として,XMLが注目されてきている.現在では既に幾つかのデータがXML形式で提供され始めているが,それらは一次的な配布にとどまり,有効に活用されているとは言い難い.本研究ではそれらのXMLデータを統合利用することにより,利用者にとって一度に比較することが難しい異種生物種間のデータへの横断的なアプローチを可能にすることを目指す.ここでは,既に提供されているGeneOntologyとMouse annotation XML(MaXML)のXMLデータを用いたシステムを提案する. | |
0051040 | 小森康司 関浩之,伊藤実,楫勇一 |
発表題目:公開鍵暗号系の頑強性に関する研究
発表概要:近年,攻撃者の攻撃能力の向上によって,より安全性の高い確率暗号系の研究が盛んになってきている.これに伴い,識別不可能性や頑強性といった暗号の特性と,攻撃者のモデルを組み合わせることで定義される安全性指標に関する研究も盛んである.しかし,多くの暗号研究者に信じられている指標間の相互関係には不自然な点があり,安全性指標は未だ確立されていないものである.我々の研究グループはそれを修正すべく,より自然に即した形の新たな概念を提案した.本研究では,この新たな概念が意味のある指標であることを示す. | |
0051093 | 藤中洋平 関浩之,伊藤実,楫勇一 |
発表題目:正則保存項書換え系の決定可能な部分クラスについての研究
発表概要:項書換え系(Term Rewriting System,TRS)は関数型言語や代数的仕様記述の計算モデルとして研究され、定理自動証明などにも応用されている。特に正則保存TRSと呼ばれるクラスは様々な望ましい性質を備えている。しかし、与えられたTRSが正則保存であるかどうかは一般に決定不能である。そのため、いくつかの決定可能な部分クラスが提案されている。本研究では、既知のどの部分クラスにも包含されない、決定可能な正則保存TRSの新しい部分クラスの提案を目指す。 |