0151122 | 吉田 正和 | 認知科学 | 松本健一 |
発表題目:漸進的オブジェクト指向システム開発におけるソフトウェア進化メトリクスの研究に向けて
発表概要:漸進的システム開発過程では,リファクタリングによるソフトウェアの内部デザインの改善が必要になることが経験的に知られている.本発表では,オブジェクト指向システム開発事例のケーススタディをもとに,オブジェクト指向ソフトウェア進化メトリクス値の時系列変化によってソフトウェアの内部デザイン品質の変化を調べる手法の構築に向けて考察する. | |||
0151123 | 吉本 恵子 | 像情報処理学 | 千原國宏 |
発表題目:A Physically-Based Night Sky Model (SIGGRAPH 2001 Conference Proceeding,page399-408)
発表概要:近年、コンピュータグラフィックの世界では昼の景色を表現する研究が盛んに行なわれている。その一方で、夜の景色に関する研究はあまりなされていない。本論文では物理学に基づいたCGモデルを紹介する。リアルな夜空のCGには「夜である」という感覚を表現することが求められる。そのために、物理量を保証するとともに、知覚的なトーンマッピングを利用している。本発表では、これらについて説明し、最後に今後の研究との関連について述べる。 | |||
0151124 | 米田 隆一 | 自然言語処理学 | 松本裕治 |
発表題目:parallel corpus をもちいた多言語の文書の解析について
発表概要: 世界の 200 をこえる主要な言語のほとんどには 英語や日本語のような人手でつくられた training data がない。しかも人手での 作成には膨大なコストがかかる。 この発表では hand-annotated されていない parallel corpus をつかい、個々の言語の知識を 必要とせずに、自動的に一方から他方の言語に 対し、さまざまな task を実現する方法を 提案している論文を紹介する。 | |||
0151125 | AGUS PRAYITNO | 像情報処理学 | 千原國宏 |
発表題目:論文紹介 (TER: a system for robotic tele-echography)
発表概要:現在超音波診断においては専門家の能力に依存すると見られる. しかし,病院や健康調査センターなどにそのような優秀な人材は不在であれば, 超音波診断の利益を活かすことが難しい.そこで,本プロジェクトの目的は空 間的距離で離れている場所から専門家が超音波診断を行なえることである.本 研究では,腕型のロボットを用いたりするが,実際に私が興味を持つところは ハプテイックデバイスを遠隔医療システムにどのように応用するかという.そ れはこれからの研究に関連するからである. | |||
0151126 | Khoo Hui Tiong Jonathan | 情報科学センター | 砂原秀樹 |
発表題目:LIN6 on Linux
発表概要:With the growing popularity of mobile devices, there is a need to address the issue of network mobility. Location Independent Network Architecture IPv6, better known as LIN6, provides an alternative solution other then Mobile IPv6. This presentation will touch briefly on the merits and architecture of LIN6, following by a more detailed explanation of the underlying principles of the protocol. The latter half of the presentation will be on the implementation of LIN6 on Linux and future plans. | |||
0151127 | SETALAPHRUK VACHIRASUK | 知能情報処理学 | 木戸出正繼 |
発表題目:モバイルロボットの屋内環境におけるナビゲションについて
発表概要:屋内環境における自律型ロボットのためのナビゲション手法はこれまでに数多く提案されてきた.主に利用される環境地図の種類によって,グリッドベースによるナビゲションとトポロジカルマップによるナビゲションに分けることができる.この発表では,この2つのパラダイムを融合させたナビゲション手法について取り上げる.取り上げた手法では,超音波センサによりグリッドベースの地図を作成した後,自動的にトポロジカルマップを生成する.今後の研究として,生成されたトポロジカルマップと人間の認知地図とのマッピングを行ないたいと考えている. |
0151128 | ABDUL AZIS TRI KARTIKA | 計算機言語学 | 山口英 |
発表題目:インターネットTVの開発に必要なインフラとプロトコルの調査報
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発表概要:次世代インターネットでは新たにインターネットサービスが期待さ れている.その一つは,現在の地上波電波民放テレビをインターネット上で放送 するサービスである.理想的なインターネットTVの特徴としては,多人数のユー ザに対応,ユーザ人数の管理,ユーザに課金しないシステム,番組の中身を加 工できるなどという特徴である.このようなインターネットTVを作るには,まず最初に利用できそうな現状のインフラとプロトコルを調査する.これらのも のを使って,統合したマルチキャストシステムの開発を目指したいと思う. 本発表では,その調査報告を行ない,簡単な手法を提案する.最後に,今後の 研究方針を説明する. | |||
0151129 | NEUPANE BHOOSHAN RAJ | 自然言語処理学 | 松本裕治 |
発表題目:OSARU の漢字読み問題の生成方法
発表概要:日本語学習のための教材は、その種類が英語に比べ少ないため学習者・日本語教師にとって、学習者野レベル・母国語・興味・などにあった問題を探すのは困難である。教師が自分の生徒に合った問題集をつくるのは理想的だが、教材製作には時間と手間がかかるため市販の問題集を使用することになっている。我々はこの状況を改善するため、各学習者にあった問題集を自動生成するシステム「おさる」を開発している。 日本語の教材としてデジタルなものが多数存在するが、「おさる」のように学習者に合った問題作成するものではなく単なる日本語の文字認識をテストできるものに限る。現在「おさる」を3名で担当しているが、今回の発表では私は担当する「漢字読み問題の生成方法」について発表する。 |