0151110 | 森田 真司 | ソフトウェア基礎 | 横矢直和 |
発表題目:<論文紹介 "Realistic modeling and rendering of plant ecosystems">
発表概要:<概要>CGにおいて、多くの植物で覆われた地形を写実的な方法で描写することは困難であり、地形と植物のモデリング、植物間の相互作用を考慮した植物の分布など様々な問題が生じる。本論文では、このような問題を解決したモデリングとレンダリングシステムを提案する。 | |||
0151111 | 森部 博貴 | 情報科学センター | 砂原秀樹 |
発表題目:ネットワークアプライアンスの単機能化に関する検討
発表概要:本発表では、情報家電の各機能にIPをふり、それらの機能を 連携させるというモデルを提案する。インターネット上での通信にIPv6を 用いることを提案するが、その際に様々な問題が発生することが 考えられる。それらの問題についての議論を深め、解決することを 研究目標とする。 | |||
0151112 | 森本 芳弘 | 自然言語処理学 | 松本裕治 |
発表題目:Some of Graph Unification algorithm
発表概要:構文解析は自然言語処理において欠かすことのできない処理である。 構文解析に文脈自由文法のような文法規則を用いるモデルでは、 入力された文と文法規則とのマッチングをとることで解析作業を進めていく。 このマッチングは、自然言語処理の世界ではユニフィケーションと呼ばる。 Prologというプログラミング言語は標準でユニフィケーションという操作を 実装しているため、構文解析を強力に行なうことができる。 実際、多くの構文解析器はPrologで実装されてきた。 しかし最近では、Prologを使いこなすことのできる人間が 手続き型言語に比べ少なくなってきたため、プログラムの保守が難しくなってきた。 よって、この問題を解決するために手続き型言語で 構文解析器を実装するという方法が考えられる。 その際、問題となるのが、手続き型言語でどのようにユニフィケーションを 実装するかである。 本発表では手続き型言語でユニフィケーションを実装するために、 いくつかの方法を紹介する。 | |||
0151113 | 安川 慶 | 像情報処理学 | 千原國宏 |
発表題目:<題目>論文紹介(Kari Pulli"Multiview Registration for Large Data Sets"Proceeding of Second Internatinal Conference on 3D Digital Imaging and Modeling,1999)
発表概要:<概要>ある対象物を3次元スキャナなどを用いて計測することにより得られる3次元画像の位置合わせを行う場合、それぞれの画像を一枚一枚つなぎ合わせていく従来の方法では、誤差が蓄積されてその始まりの画像と終わりの画像に大きな誤差が生じてしまう。本発表では、各画素間のアライメントを制約とし、それらを用いることによって全部の画像を一度に位置合わせすることにより誤差を全体に拡散する手法を紹介する。 | |||
0151114 | 山内 覚 | 言語科学 | 鹿野清宏 |
発表題目:波形接続型音声合成における音声合成単位に関する調査
発表概要: 波形接続型音声合成では、目的とする音声に最も近い特徴をもつという基準に基づいて、予め録音された音声データベースの中から最適な音声波形を選び出し、それらを接続し連続音声を出力する。この接続する基になるものが、「音声合成単位」であり、合成音声の明瞭性と自然性に貢献している。本発表では、音声合成単位に関する問題を整理し、これまでの研究の調査結果をまとめると共に、今後の研究課題について述べる。 | |||
0151115 | 山下 亜希子 | 自然言語処理学 | 松本裕治 |
発表題目:-受付案内ロボットASKA- 談話処理の導入
発表概要:本学で開発された受付案内ロボットASKAは現状では用意されている例の中でしか対話が出来ない。より自然な対話を目指す為には談話処理を行うことが必要がある。そこで、対話システムの問題として4つあげられる。 1. 言語の複雑さのレベルを扱う問題 2. 複雑なback-endシステムを統合する必要がある 3. 理解するプロセスの中でどの段階であるのか認識する必要がある 4. システムかユーザーの両方がinitiativeをもつことができるようにする必要がある この問題を元にASKAにどのように活用するか検討する。 |
0151116 | 山田 洋子 | 音情報処理学 | 鹿野清宏 |
発表題目:<題目>楽曲中の和音名自動同定システム
発表概要:<概要>音楽情報の研究要素として楽音合成・加工、自動演奏、自動作曲・ 編曲、自動採譜、楽音分析、楽曲分析、音楽データ検索などがある。しかし、 幅広い音楽ジャンルを取り扱う時に、楽曲の多くに存在する和音に対しては十分 検討されていないのが現状である。多彩な情報を持つ和音名を同定することにより、 楽曲分析や自動採譜などの研究の発展が期待できる。本研究では、 和音を扱う上での問題点を考慮にいれ、楽曲中の任意の場所における和音名自動同定 システムを提案する。本システムは、学習和音と入力和音を12次元ベクトルで 表現し、そのユークリッド距離を比較することにより和音名を同定する。 | |||
0151117 | 山出 慎吾 | 音情報処理学 | 鹿野清宏 |
発表題目:雑音環境における音声認識のためのスペクトルサブトラクションの実装と評価
発表概要:実環境で音声認識を利用するには,環境雑音を考慮することが必要不可欠である。このため定常雑音に対する抑圧効果が大きいと知られているスペクトルサブトラクションが音声認識にとって有効である。スペクトルサブトラクションとは,雑音が定常であることを利用して非音声区間の信号より雑音の特徴量を推定しておき,雑音混じりの音声の特徴量から雑音成分を取り除く手法である。そこで本発表では,雑音環境下におけるスペクトルサブトラクションの効果の評価・検討を行なう。 | |||
0151118 | 山根 新吾 | システム基礎 | 杉本謙二 |
発表題目:論文紹介:ラテラルプラトゥーンの制御方式に関する研究
発表概要:近年、ITS開発の一環として、プラトゥーンビークルの研究が盛んに行なわれている。プラトゥーンビークルとは、複数の自動車を自動追従走行させるものであり、渋滞の緩和、安全性の向上など、様々なメリットが見込まれている。プラトゥーニングに必要な制御は、操舵を行なう横方向制御と、車間距離を調整する縦方向制御に大別される。本発表では、横方向制御に関する文献を紹介し、今後の方針について述べる。 | |||
0151119 | 山本 寛子 | システム制御・管理 | 西谷紘一 |
発表題目:論文紹介:一般化正準変換を用いたあるクラスの非ホロノミック系の安定化
発表概要:ハミルトニアンシステムの一般正準変換に基づいた安定化手法を非ホロノミックな速度拘束を持つハミルトニアンシステムに適用する。しかし、そのままでは漸近安定化は達成されないので、不可微分なハミルトニアン関数を用いて不連続な補償器を構成し、これによって漸近安定化を達成する方法を紹介し、今後の方針について述べる。 | |||
0151120 | 行縄 直人 | 論理生命学 | 石井信 |
発表題目:文献紹介 (John Quackenbush, ``Computational
Analysis of Microarray Data'', Nature Reviews Genetics 2, 418 - 427.)
発表概要:マイクロアレイ実験により,ゲノム規模の遺伝子発現パターンに基づく,大量のデータを得ることが可能となっている.このようなマイクロアレイデータの性質,およびメジャーな解析手法となっている,階層型クラスタリング・非階層型クラスタリングについて紹介を行なう.これに加え,本発表では,解析手法についての考察をおこない,今後の研究との関連について述べる. | |||
0151121 | 吉川 武志 | 像情報処理学 | 千原國宏 |
発表題目:論文紹介(Ioannis Kompatsiaris, Dimitrios Tzovaras, and Michael G. Strintzis,
"Hierarchical Representation and Coding of Surfaces Using 3-D Polygon Meshes",
IEEE TRANSACTIONS ON IMAGE PROCESSING, VOL.10, No.8, August 2001, pp.1133-1151)
発表概要:<概要> 近年ハードの性能向上に伴ない、より複雑で精細な3D物体を用いたアプリケーション が増えている。そのため物体表現に必要なデータ量が膨大になってきている。本論文ではメッシュを 階層構造を用いて表現することでネットワーク伝送や保存に適した手法を紹介する。 |