0151059 | 竹村 憲太郎 | ロボティックス | 小笠原司 |
発表題目:運転者支援システムに関する研究 発表概要: 近年,ITSの研究が盛んに行われ,様々な技術が実際に登場し始めている. ASV(Advanced Safety Vehicle)では、外界の自動認識と運転者への情報提示を行うが、提示方法はディスプレイへの表示が主流である。 そこで、入手した情報を必要に応じて提示できるシステムが有効であると考える. 本発表では道路認識と運転者支援システムに関する関連研究を紹介するとともに,今後の研究方針について述べる. | |||
0151060 | 竹村 伸太郎 | 像情報処理学 | 千原國宏 |
発表題目:<題目>アパレルデザイン支援システムの開発
発表概要:<概要> アパレル業界では衣服デザインにおける徹底した効率化と コスト削減が求められているが、型紙編集からサンプル評価 の過程においては、未だ個人の経験やノウハウに大きく 依存しており、改善の余地は大きい。当システムでは、従来 アパレルCADでは不可能だった、平面型紙の立体着せ付けに 目を付け、これをリアルタイムかつ高精度で行うことに成功した。 これによってユーザーは中核作業であるトワレチェックを 極めて能率的に行うことが可能となる。本発表では、システム 開発に用いた主要技術を解説し、今後の展望について述べる。 | |||
0151061 | 田中 沙織 | 論理生命学 | 石井信 |
発表題目:長期と短期の報酬予測に伴う脳活動のfMRI測定
発表概要:強化学習において「メタパラメタ」の設定は非常に重要かつ困難な問 題である.神経 修飾物質のセロトニンが報酬予測の時間スケールを決定するという仮説の検証に向け た実験について述べる.長期-短期報酬予測を行うタスク中の脳活動をfunctional MRIにより測定した.その結果,長期報酬予測中には, anterior cingulate cortex , dorsolateral prefrontal cortex , parietal cortex , 大脳基底核,小脳,脳幹に顕著な活動がみられた. | |||
0151062 | 玉井 保子 | 言語設計学 | 渡邉勝正 |
発表題目:論文紹介;Trong-Yen Lee Pao-Ann Hsiung Sao-jie Chen "A Hardware-Software Codesign Methodology for Distributed Embedded Systems" IEICE trans.inf.& syst.,Vol.E84-D,No.3 MARCH 2001
発表概要:システムLSIがマイクロプロセッサも集積可能なことからHW/SWの混在したシステムLSIが存在する。そのため、HW設計とSW設計の協調設計が必要となり、HW/SWの選択自由度の拡大とシステムLSIの多種多様化からその重要性は増している。今回の発表では、分散組み込みシステムの協調設計の方法論とそれを使った結果を紹介し、今後の研究の方針について述べる。 | |||
0151063 | 千葉 周一郎 | 情報科学センター | 砂原秀樹 |
発表題目:MANET(Mobile Ad-hoc Network)のルーティングプロトコルとその特徴に関するsurvey
発表概要:昨今、Internetを利用可能なモバイル機器が普及している。それらによる、場所を選ばないInternetの利用及び手軽な接続性に対する要求が高まっている。これらの要求を満たすためには、multi-hop型無線通信が有効である。本発表では、IETF MANET Working Groupの提案するルーティングアルゴリズムについてsurveyを行ない、その重要性及び特徴について述べる。 | |||
0151064 | 津田 陽介 | 言語科学 | 鹿野清宏 |
発表題目:波形接続音声合成システムの特徴量重み学習(論文紹介)
発表概要:波形接続型音声合成システムは、予め作った音声データベースから適切な音声素片を選択・接続して音声を合成する。その際の選択の基準となる素片の各特徴量の重みを計算する方法を紹介する。 |
0151065 | 恒成 裕行 | ロボティックス | 小笠原司 |
発表題目:車椅子の走行支援に関するシステムの研究
発表概要: 身体障害者の移動手段の一つとして車椅子があるが、ユーザの障害度合が様々である ため、広い範囲のユーザが利用することのできる車椅子が求められている。 また障害物などが原因で、衝突や転倒などの事故が問題となっている。 そのため車椅子の走行支援に関するシステムの研究が行われている。 本発表では車椅子の走行支援システムに関する研究について述べ、それを踏まえた 上で、今後の研究方針について述べる。 | |||
0151066 | 鶴身 玲典 | 音情報処理学 | 鹿野清宏 |
発表題目:音声認識エンジンJuliusとJulianの統合
発表概要:大語彙連続音声認識エンジンJuliusは、単語N-gram言語モデルを用いており、汎用性を重視しているため、限られたタスクにおける正確な音声認識には不向きである。一方でJulianはネットワーク文法を用いており、あらかじめ予想される定型文の認識率は高いが、それ以外の不定型文は認識できない。そこで、これらを統合することで、より頑健な音声認識エンジンの実現を目指すことを研究目標とする。 | |||
0151067 | 寺田 直美 | 情報科学センター | 砂原秀樹 |
発表題目:大規模WWWサーバにおけるアクセスログ解析
発表概要:大規模WWWサーバの安定した運用を行なうにはサーバの性能評価が重要である.この性能評価を行なうためのパラメータとしてサーバが受け取るリクエストレートと処理遅延との関係に着目した.本発表では大規模WWWサーバの例として夏の高校野球中継WWWサーバの観測結果を解析し,リクエストレートの変化が処理遅延に与える影響について述べる. | |||
0151068 | 天目 隆平 | ソフトウェア基礎 | 横矢直和 |
発表題目:拡張現実感技術を用いたウェアラブル型注釈提示システム
発表概要: 近年、計算機の小型化・高性能化に伴い、装着が可能なウェアラブルコンピュータの実現が可能になった。さらに、現実環境に情報を付加することが可能な拡張現実感技術によりウェアラブルコンピュータを用いた現実環境への注釈付け手法も提案されている。しかし屋内・屋外を問わず注釈付けを実現するには、屋内・屋外の両方でユーザの位置情報を取得する必要があるため、実現が困難であった。そこで、本発表では、RFIDタグを用いてユーザの位置を特定することで、屋内・屋外における指定した地点で利用できるウェアラブル型注釈提示システムについて発表する。 | |||
0151069 | 土居 智和 | 論理生命学 | 石井信 |
発表題目:シグナル伝達のシミュレーション:小脳プルキンエ細胞でのシナプス可塑性
発表概要:分子生物学の発展により、シナプス可塑性のような、細胞内シグナル伝達 経路が明らかになってきた。しかし、個々の経路を細分化するだけでは不十分で、計算論的/システム的理解が必要だと思われる。本発表では、GENESIS/kinetikitシ ミュレータでの生化学反応に基づいた、シナプス可塑性のモデルを紹介する。バ イオサイエンスの視点から見たモデルの妥当性、シグナル伝達で一番重要なCa2+イオ ンのモデル化について述べる。 | |||
0151070 | 土井 伸洋 | 言語設計学 | 渡邉勝正 |
発表題目:高位合成における変数のビット長最適化について
発表概要:近年、LSIの微細化によりシステムが大規模化してきている。そのため 設計や検証をより短期間でおこないたいという要求が高まっている。 これらを解決するために高級言語からハードウエアを合成する高位合成が 急速に実用化されつつある。高位合成ではソースコードをハードウエア 向けに最適化する作業がLSIの性能に大きな影響を与える。 本発表では高位合成における最適化処理の概要と問題点をまとめ、 問題を解決する手法の提案および今後の研究方針を述べる。 |