0151035 | 川渕 知香 | 言語設計学 | 渡邉勝正 |
発表題目:<プログラマブル・デバイスを用いた暗号処理ハードウェアについて>
発表概要:<今後ますます需要が高まると予想されるセキュリティ構築を再構成 可能な暗号処理ハードウェアという観点から考え、研究目的や今後の課題について述 べる。> | |||
0151036 | 神崎 雄一郎 | ソフトウェア計画構成学 | 松本健一 |
発表題目:
論文紹介 "Breaking abstractions and unstructuring data structures", by Christian Collberg, Clark Thomborson and Douglas Low, Proc. IEEE International Conference on Computer Languages (ICCL'98), pp. 28-38, May 1998.
発表概要: ソフトウェアを保護する手法のひとつに、コード難読化(Code Obfuscation)がある。 この難読化技術を用いてコードを不明瞭にすることにより、 逆解析にかかるコストを増大させ、不正なリバースエンジニアリング からプログラムを守ることができる。 この発表では、データ構造(クラス、配列など)の難読化手法について紹介した後、 今後の研究方針について述べる。 | |||
0151037 | 喜種 奈美 | システム制御・管理 | 西谷紘一 |
発表題目:非線形DAE系に対する入出力線形化とオブザーバ
発表概要:ここでは、微分・代数方程式によって表されるシステムを代数方程式を陽に解くことなしに制御することを考える。そのためには、すべての状態変数を同時に推定するオブザーバもまた必要である。今回の発表では、Index1の系を対象とした制御とオブザーバに関する論文の紹介を行なう。Indexとは、代数方程式の両辺を微分して微分方程式のみになるまでの微分の回数であるが、2以上のindexでは、解くべき代数方程式のランク条件が満たされない。そこで、2以上のindexの非線形DAE系をIndex1の系に変換する方法や直接高次のindexを持つ系を制御する方法に関して、今後の方針を述べる。 | |||
0151038 | 吉川 義人 | システム基礎 | 杉本謙二 |
発表題目:論文紹介(井前譲,高橋淳也:”Hamilton-Jacobi-Isaacs方程式に基づく非線形H∞制御の一設計法-遺伝的プログラミングからの接近”システム制御情報学会論文誌Vol.13,No.9
(2000) 403-412) 発表概要:一般的にシステムを平衡点において安定化させる場合,その点近傍でシステムを線形化し,豊富な設計理論を適用するのが通常である.しかし,実際のシステムは非線形であるため線形化をした時点でそのコントローラの有効性は平衡点近傍でしか保証されない.しかし非線形H∞制御理論では,その設計過程において一般に解法困難といわれるHamilton-Jacobi-Isaacs方程式または不等式を解かなければならないが,解析解導出はおろか近似解の導出でさえも困難と言われる.そこで本発表では,論文を通じて遺伝的プログラミングからのアプローチについて説明し,その有用性を検証しながら今後の課題に触れる. | |||
0151039 | 儀間 哲仁 | 情報ネットワーク | 山本平一 |
発表題目:論文紹介(Branislav M. Popovic, "Spreading Sequences for Multicarrier CDMA Systems," IEEE Trans. Commun., vol. 47, pp.918-926, JUNE 1999.)
発表概要:近年提案されているMC-CDMAシステムでは信号に周波数軸方向で拡散符号を掛けるため、従来のDS-CDMAシステムにおける時間軸での符号間の相関とは異なった相関が問題となってくる。そこでこの発表ではMC-CDMAシステムに適した符号の評価方法と一定条件下での結果を紹介し、今後の研究の方針について述べる。 | |||
0151040 | 久保 聡之 | 計算機言語学 | 山口英 |
発表題目:隠しディスクデバイスの実装と評価
発表概要:侵入者による未知の攻撃を分析する方法の1つにハニーポットというものがある。本研究ではそのハニーポット用のディスクデバイスを開発し、評価を行った。 今回の発表ではまずハニーポットについての説明を行い、ハニーポットに求められるデバイスについて述べる。そして、これを満たすようなデバイスの設計について触れ、実際に動作させた結果とそれに対する評価を行う。 |
0151041 | 児玉 浩卓 | ロボティックス | 小笠原司 |
発表題目:知的車椅子における移動物体の自動回避
発表概要:ユーザの負担を減らし、さらに安全で快適性を高めた電動車椅子の実現を目指して知的車椅子と呼ばれる車椅子の研究が行なわれている。 本発表では、車椅子側がユーザの意図を推定するための一つの手法として、外部情報を認識し動的物体を回避することを目的にした研究を紹介する。最後にそれに関連した今後の研究方針について述べる。 | |||
0151042 | 後藤 徹平 | ソフトウェア計画構成学 | 松本健一 |
発表題目:論文紹介(M.Claypool, P.Le, M.Waseda, and D.Brown "Implicit Interest Indicators", ACM, Intelligent User Interfaces, January 14-17, 2001, Santa Fe)
発表概要: WWWにおける個人別フィルタリングシステムでは,ユーザがどのようなページに興味を持っているかというユーザプロファイルを構築する必要がある.一般的に用いられている明示的な格付けによる構築では,ユーザに格付けの入力を求めるため負担が大きい.そこで本研究では,ユーザがWebページを読んでいるときの活動(ページを読んでいる時間,マウスクリックやスクロールの量など)と明示的な格付けとの相関を評価し,暗黙的な格付けとして用いることができる指標について紹介する.最後に,それに関連した自分の今後の研究の方針について述べる. | |||
0151043 | 斉藤 潤 | 計算機言語学 | 山口英 |
発表題目:H.323における相互接続性の問題
発表概要:現在のインターネット電話で使われているプロトコルは大きく分けて2種類ある。その中で広く使われているH.323プロトコルを用いたインターネット電話クライアントの相互接続性を検証し、その問題点を指摘する。また、今後の課題および研究内容を発表する。 | |||
0151044 | 斎藤 裕昭 | ロボティックス | 小笠原司 |
発表題目:<題目>移動ロボットの環境認識と自律移動
発表概要:<概要>自律移動ロボットの研究は、情報統合や自律学習システム等の研究に最適な研究対象であるだけでなく、福祉ロボット等に応用される実用的な研究でもある。本発表では、センサーとしてレーザーレンジファインダを用いた空間内での自己位置同定、またそれを用いた目的地までの自律移動アルゴリズムを紹介する。 | |||
0151045 | 榊原 章仁 | 知能情報処理学 | 木戸出正繼 |
発表題目:ウェアラブル環境における視線を用いた情報提示システム
発表概要:ウェアラブル環境においては、HMDを装着しマウスやキーボードといった入力インターフェースを一般に用いないことから、コンピューターの操作やユーザーへの情報の提示の方法が、従来のデスクトップで用いられているものとは異なる。本発表では、これまでに提案・開発されてきている操作手法やシステムについて紹介し、今後の研究との関連について述べる。 | |||
0151046 | 坂田 宗之 | 像情報処理学 | 千原國宏 |
発表題目:論文紹介 "The Cricket Location-Support System"
発表概要:屋内での正確な位置情報を得る事ができれば、歩行者ナビゲーショ ンシステム等、位置情報を用いた様々なアプリケーションを実現する事ができ る。現在、色々な手法を用いて位置情報を得る研究がなされているが、それぞ れのシステムに精度、コスト、ユーザのプライバシーへの配慮等の特徴がある。 そこで今回は先行研究の中からCricketシステムを紹介し、今後の研究との関 連を述べる。 |