ゼミナール講演
日時
平成13年10月31日(水)4限 (15:10 -- 16:40)
場所
L1
名前
齋藤 将人
講演題目
CDMA パケット通信方式の高能率化に関する研究
概要
本講演では、CDMA (符号分割多元接続) を用いたパケット通信方式の 高能率化を目的として講演者が行った研究の紹介を行う。CDMA 方式は、スペク トル拡散技術を基にした通信方式であるため、はじめにスペクトル拡散技術の概 要を説明する。次に、CDMA パケット通信の概要を述べた後、そのスループット 特性を向上させるアクセス制御技術について説明する。最後に、CDMA 方式の特 性を更に向上させる技術として準同期 CDMA 方式の紹介を行う。
名前
安達 直世
講演題目
ATMネットワークとマルチメディア通信
概要
ATMネットワーク上でリアルタイムビデオや音楽などのマルチメディア通信を 行う場合、サービス品質(QoS)を保証する上でジッタは重要な特性のひとつで ある。ジッタは送信先におけるセルの到着間隔の変動として定義され、ジッタ の値が大きくなるとデコーダでのバッファオーバフローやアンダーフローが発 生し、結果としてアプリケーションレベルでの品質が低下する。従ってジッタ 特性を把握し、アプリケーションレベルの QoS が保証される範囲内にジッタ を抑制することは、 ATMネットワーク上でマルチメディア通信を実現する上 で重要となる。本講演ではジッタの振舞いの特性およびその抑制手法に関す る研究を紹介する.