ゼミナール講演

日時平成 13年 5月 18日(金)4限(15:10 -- 16:40)
場所L1
講演者郷 信広
所属 京都大学大学院理学研究科 教授
講演題目 蛋白質の情報→構造→機能研究への物理学的および博物学的アプローチ
概要
蛋白質の構造と機能はそのアミノ酸配列(情報)が支配している(アンフィンゼン のドグマ)。蛋白質を考察する上での最も基本的な視点である。生物個体に関する情 報は、遺伝子に書き込まれており、その総体をゲノムと呼ぶ。現在ヒトのゲノムも完 全解読に近づきつつある。それに伴って、生物個体や、細胞、蛋白質等をゲノム的視 野で捉えようとする動きが生まれつつある。そのような動きの中で、情報→構造→機 能研究への物理学的および博物学的アプローチを概説する。

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平成13年度ゼミナール担当:門林 雄基, 笠原 正治, 伊藤 実