システム工学 II
Systems Engineering II

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講義内容

　　システムの最適設計のためには目的に応じたシステムモデリングおよび性能評価を行うことが重要なポイントとなる。本講では情報通信システムの性能評価に用いられる通信トラヒック理論（待ち行列理論）について講述する。また、性能評価の具体例としてATMネットワークを取り上げ，トラヒックモデリングにおける問題点，モデル化の手法，および解析方法についても紹介する。

　　１. 通信ネットワークシステムのモデリング概論
　　２. 通信トラヒック理論概論
　　３. トラヒックモデリング
　　４. ATMネットワークの性能解析
　　
教科書

　　なし（講義ノートにより行なう）

参考書

　　1. C.Partridge 著・西田竹志 監訳: ギガビットネットワーク, ソフトバンク,1995.
　　2. 宮原秀夫・尾家祐二：コンピュータネットワーク，共立出版，1999
　　3. 秋丸春夫・川島幸之助：情報通信トラヒック ─基礎と応用─，オーム社，1990
　　4. 亀田壽夫ほか：性能評価の基礎と応用，共立出版，1998
　　5. J.Walrand and P.Varaiya: High-performance Communication Networks, Morgan Kaufmann, 1996.

前提とする知識(必ずしも先修条件ではない)

　　確率分布と確率過程（数理科学概論）