システムプログラム概論
Introduction to Systems Programming
講義内容
オペレーティングシステムと言語処理系の役割と構成について述べる。
1オペレーティングシステム
1.1 オペレーティングシステムとは
1.2 ファイルシステム
1.3 プロセス管理
1.4 記憶管理
1.5 並行プロセス
2言語処理系
2.1 言語とコンピュータアーキテクチャ
2.2 インタプリンタ
2.3 アセンブラ
2.4 コンパイラ
2.5 リンケージエディタ
これらのシステムプログラムは、個々のコンピュータの利用効率の向上を計るとともに、応用プログラムのマシン独立性を実現するものであって、まとめて基本ソフトウェアとも呼ばれている。
教科書
(1 オペレーティングシステム分)
宇津宮孝一、福田晃 共訳(J.L.ピーターソン、A.シルバーシャッツ共著):
オペレーティングシステムの概念(上)、培風館
(2 言語処理系)
とくにまとまったものはありません。
参考書
(2 言語処理系)
John R.Levine,Tony Mason and Doug Brown(村上 列訳):
lex & yacc, アスキー(1994)
その他,コンパイラに関する参考書を講義の中で紹介します。
前提とする知識(必ずしも先修条件ではない)
特にありませんが、計算機構造概論とは関連しています。