ゼミナール発表

5月24日(水) 4限


会場: L1

アドバイザ: 高田 喜朗 (情報基礎学講座 助手)
9951201 上石唯貴 システム基礎 yuiki-k
発表題目:(論文紹介)TCP Over Wireless with Link Level Error Control: Analysis and Design Methodology
発表概要: 無線上では時間と共に通信状態が 変動するために,TCPのスループットが低下するという問題がある. よってTCPスループットを向上するためには,無線上での 時間変動と損失をTCPから見えなくする必要がある. 過去の研究では無線上でのTCPに関する問題を解決する手法が 多く提案されてきたが, それらの手法の性能評価は実験を基に行なわれてきたものであった. 紹介する論文では,無線上でのTCPの性能を 近似的に解析する手法を提案している. 解析によって得られた数値結果から, 適切なリンク層の誤り訂正機構により, TCPスループットの過度の低下を防げることが分かった.
9951202 竹内 さおり マルチメディア統合システム saori-t
発表題目:OPAC横断検索におけるレファレンスガイド機能の組み込みについて
発表概要:近年,図書館のOPAC(Online Public Access Catalog:オンライン閲覧目録) がインターネット上に公開されるようになった.複数のOPACを図書館外から 利用できるようになり,地理的時間的な問題や横断検索に関する問題は 解消されつつある.しかし,これらのOPACでは図書館司書が行なってきたような レファレンスガイド的機能が用意されていないため,検索結果にノイズが多く 含まれ有効な結果を得にくいという問題が考えられる.本発表では,OPAC横断検索 におけるレファレンスガイド機能の組み込みについて考えを述べる.
9951203 棚瀬 篤史 ソフトウェア基礎 atusi-ta
発表題目:(論文紹介) Third-Person Navigation of Whole-Planet Terrain in a Head-tracked Stereoscopic Environment
発表概要:ユーザの頭部の位置を計測し立体表示する機器(HTD)を用いて、大きなデータ量をもつ仮想物体(例えば地球全体の地形の様子など)と何らかのインタラクションを行う際に生じる種々の問題(特に拡大/縮小という7番目の自由度に関するもの)を第3者視点表示によって解決する手法を提案する。
9951204 坪田 智子 ロボティックス tomoko-t
発表題目:ヒューマンインターフェースのためのリアルタイム顔情報計測システムの提案
発表概要:ヒューマンインターフェースやビジュアルコミュニケーションに おいて、顔から得られる情報は人間の状態を知るための重要な要素である。 しかし、従来のシステム(表情認識システムなど)では得られる情報量や 処理速度の点で制約が大きく、実際に ヒューマンインターフェースに用いることは困難であった。 本発表では、従来の表情認識に関する研究を紹介し問題点を述べるとともに、 非接触型の顔トラッキングシステムを利用した リアルタイムの顔情報計測システムの提案について述べる。
9951205 米田 友和 情報論理学 tomoka-y
発表題目:(論文紹介)A Fast and Low Cost Testing Technique for Core-based System-on-Chip
発表概要:近年、半導体技術の進歩により、シリコンチップ上に搭載することのできる トランジスタ数は増加の一途をたどっている。 これにより従来は複数のLSIで構成していたシステムをIPコアと呼ばれる 機能ブロックを利用して1つのLSIで実現するコアベースシステムオンチップ(SoC)が 注目を集めている。 本論文ではこのSoCに対して、低い面積オーバーヘッド、短いテスト実行時間で 高い故障検出率を達成するテスト容易化設計法を提案している。
9951206 Christopher Martin Kerr 情報ネットワーク kerr-c
発表題目:(論文紹介)IMT-2000ネットワーク技術の標準化
発表概要:モバイルマルチメディア、グローバルローミングの実現のためにIMT-2000ネットワーク技術の標準化が必須である。現状のIMT-2000ネットワーク技術の標準化状況や今後標準化されていくと思われる技術などについて述べる。
9951207 胡 建 ソフトウェア計画構成学 jian-hu
発表題目:(論文紹介)Designing towards emotional usability in customer interfaces -- trustworthiness of cyber-banking system interfaces
発表概要:この研究では、顧客が信頼感をもつEコマースシステムのユーザインターフェイスを設計する可能性を調査するため、サイバーバンキングに関する4つの実験が行われた。実験結果より,顧客の信頼感を引き起こすようにユーザインターフェイスを設計することが可能であることが示された。
9851116 安居亮 ソフトウェア基礎 ryo-y
発表題目:<題目>
発表概要:<概要>