0051096 | 前田 宏二 | 像情報処理学 | 千原國宏 | kouji-ma | |
発表題目:論文紹介"Computer simulation of skin color based on a multilayered skin model" "Anatomy-Based Modeling of the Human Musculature"
発表概要:VR環境におけるインターフェイスにおいて、CGによって作られた人間の手は、重要な要素であり、違和感なく表示する必要がある。しかし、人間の手の構造は非常に複雑であり、実現するためにはさまざまな問題が生じる。「肌色の表現」「筋肉モデル」「手の形状の計測」の三つに主に分けられるが、今回は最初の二つについての提案手法を述べた論文を紹介する。 | |||||
0051097 | 正木 芽衣子 | ニック | キャンベル | 松本裕治☆5 | meiko-ma |
発表題目:発話速度による韻律制御の検討
発表概要:現在の音声合成技術は、韻律的特徴のうち、基本周波数パターンについてはその生成モデルによって定量的に表せ、話題が限定されたものに対してはかなり高品質な音声が合成可能となっている。しかし、それは一定の発話速度で得られる性能であり、状況に応じて発話速度等の韻律を制御する研究は、従来の音声合成の利用形態からはほとんど行われていない。発話内容に応じて発話速度を含めた韻律を適切に制御することは、表情豊かな音声を合成するのに有効であると思われる。そこで、関連研究を含め、今後の目標について述べる。 | |||||
0051098 | 真下 美紀子 | ニック | キャンベル | 鹿野清宏☆5 | mikiko-m |
発表題目:学習者の音声による外国語ターゲット音声の生成
発表概要:近年、外国語の効率的な学習法の必要性は、ますます高まっている。 これまでの外国語学習は、学習者がNative speakerにできるだけ近い音声を模擬して発声する方式であり、学習者自身による学習効果の客観的な評価が難しいという欠点があった。もし、自分自身の声に近い外国語音声が生成できれば、客観的な評価尺度を得ることが可能になり、学習効果のさらなる向上が期待できる。そこで本発表では、声質変換を用いて、学習者自身の声で外国語のターゲット音声を生成する方法について述べる。 | |||||
0051099 | 舛田 剛志 | 音情報処理学 | 鹿野清宏 | tsuyo-ma | |
発表題目:話し言葉の音声合成システムの構築
発表概要:今日、合成音声をHuman-Machine-Interfaceに利用しようと考えられている。しかし、現状は読み上げ文による音声合成がほとんどである。そこで、本研究では高品質な話し言葉の音声合成システムの構築を目標としている。本発表では、現在の話し言葉の音声合成システムの問題点を挙げ、その問題点を解決するための方法を提案し、実験の結果と今後の方針について述べる。 | |||||
0051100 | 松崎 大河 | 像情報処理学 | 千原國宏 | taiga-ma | |
発表題目:論文紹介"Geometrically Correct 3-D Reconstruction of Intravascular Ultrasound Image by Fusion with Biplane Angiography - Method and Validation"
発表概要:血管内超音波(IVUS)の急速な発展の分野において、血管形態学の評価はまだ幾何学的に正しい3次元モデルには達していない。IVUSフレームは、曲がった血管や引き戻す間のカテーテルの軸のねじれを無視して、常にまっすぐな血管を形成するために積み重ねられている。我々の方法はbiplane angiographyから得られた血管幾何学の情報をIVUSから得た血管断面の情報に結び付ける。初めにカテーテルの進路がbiplane投影法から再構成され、空間的モデルになる。IVUSフレームの位置は決められ、お互いに対してそれらの方位計測は微分幾何学から知られるフレネセレの公式の慎重な近似を用いることによって計算される。フレームセットの完全な方位計測は確立され、人工目印によってイメージングカテーテル自身を利用する。IVUSイメージは我々が以前開発したアルゴリズムを使って分割される。融合アプローチはコンピューターシュミレーション、ファントム、死んだ豚の心臓で広く確認された。 |
0051101 | 松浪 加奈子 | 音情報処理学 | 鹿野清宏 | kanako-m |
発表題目:充足統計量を用いた話者適応
発表概要:音声認識を行なうにあたり、音声の個人性により認識率が劣化するという問題が生じる。この問題を解決するために話者適応の技術が適用される。しかし、現在の技術では適応するための所要時間や適応のためにたくさんの発声文を必要とするなど多くの問題が残されている。そこで、今回の発表ではこれらの問題点を考慮した適応法を提案し、その実験の結果、今後の課題について述べる。 | ||||
0051102 | 的場 登 | マルチメディア統合 | 植村俊亮 | noboru-m |
発表題目:論文紹介 ("Storage and Retrieval of XML Documents using
Object-Relational Databases", Proc. of the 10th International
Conference on Database and Expert Systems Applications (DEXA'99))
発表概要: XMLへの需要と要求が高まるにつれ,現在XMLファイルをデータベースに格 納・検索する手法が提案されつつある. 本論文では,XML文書を構文解析して得られる木構造をノード単位で分割し, ノードのタイプに応じてデータベースの関係表に格納している. これによりXML文書のDTDや要素型に依存することないあらゆるXML文書 を格納することが可能になった. 検索についてはXQL問合わせをシステム内部でSQL問合わせに変換するアルゴ リズムを開発している. 発表では,このシステムの概要と自身の研究方針について述べる. | ||||
0051103 | 水原 隆道 | 計算機アーキテクチ | 福田晃 | takami-m |
発表題目:コンパイラによる制御可能なDSMシステムにおける動的スケジューリング手法の提案
発表概要:クラスタ計算機における分散共有メモリ(DSM)環境で大規模計算を行なう環境として自動並列化コンパイラを考える。自動並列化コンパイラにおいてループのスケジューリングは並列性を確保するための大きな問題の一つである。従来の共有メモリシステムにおいては、種々のスケジューリング手法が提案されている。本発表では、これらの問題点を考慮したDSM環境に適したスケジューリング手法を提案する。また、評価、実装、および今後の課題について述べる。 | ||||
0051104 | 光武 眞意 | 知識工学 | 伊藤実 | masao-mi |
発表題目:<論文紹介>Singh, S., Jaakkola, T., Littman, M. L., and Szepesvari, C., (to appear). Convergence results for single-step on-policy reinforcement-learning algorithm, In Machine Learning journal.
発表概要:<概要>強化学習は, 最適化手法の一つであると考えられる. その際に, 制御対象となる空間の探索が確率的であることが重要になる. そのため, 確率の導入の手法により, 様々なアルゴリズムが考えられる. 本論文では, single-step on-policy 強化学習の収束を, decaying explorationとpersistent explorationについて証明する. | ||||
0051105 | 三野 浩一 | 音情報処理学 | 鹿野清宏 | kouiti-m |
発表題目:<題目>鉛直方向の再現を考慮した音場再現システムの構築
発表概要:<概要>水平面内の音像定位において,両耳間時間差が重要な因子である.しかし水平面外に音像を呈示した際,頭部や耳介の回折によるスペクトラルキューなど手がかりが少ないため,定位精度が低くなることが知られている.そこで本研究では,鉛直方向の定位精度を高めるために頭部音響伝達関数の影響を変化させるだけでなく,音源配置を考慮した逆システムの設計により音場を制御することを検討する. |