ゼミナール発表

日時: 11/29(水)3限


会場: L2

司会: 中西(恒)助手

0051085 早藤 英之 計算機アーキテクチ 福田晃 hideyu-h
発表題目:CORBAによるオブジェクトグループプログラミング
発表概要:OGSに基づく分散プログラミングモデルを述べ、様々 なレベルのグループの透過性とそれらの呼び出しに対するオーバーヘッドの影 響について吟味する。
0051086 樋口 さとみ 計算神経科学 湊小太郎☆7 satomi-h
発表題目:functional MRIを持ちいた道具使用時の脳活動の計測
発表概要: 道具の使用障害である失行症状とそこから言われる脳の損傷部位と 推定される神経経路、既存の健常者における道具の使用のパントマ イムデータを元に、健常者の道具を実際使った時の神経機構を知るために、 実際道具を用いてfunctional MRIで脳活動を計測した。その結果と 考察を述べる。
0051087 平尾 智也 計算機アーキテクチ 福田晃 tomoya-h
発表題目:アセンブリコードの冗長性に関する基礎調査
発表概要:近年、携帯電話に代表される小型の電気製品に情報機器を組み込む組み込みシステムが注目を集めている。組み込みシステムには大きさや消費電力の制約から、ハードウェア、ソフトウェアともに小さく作ることが要求される。また、コンピュータシステムをワンチップに集約するシステム オン チップ(SoC)においても同様の要求がある。
 アセンブリコードの冗長性を排除することよってハードウェア、ソフトウェアともに縮小されることが期待されるが、どの程度排除可能であるかという調査はなされていない。
 本発表ではアセンブリコードの冗長性の検出の手法と現在までの調査結果について報告する。
0051088 平田 泰行 計算機言語学 山口英 yasuyu-h
発表題目:(論文紹介) Anonymous Credit Cards
(Steven H. Low, Nicholas F. Maxemchuk, and Sanjoy Paul)
発表概要:匿名性を実現するクレジットカードのプロトコルを解説し、複数の関係者が共謀したときの安全性に関して述べる。
0051089 平野 学 計算機言語学 山口英 mana-hi
発表題目:IPsec による End-to-End セキュリティへの課題
発表概要:IPsec (IP Security Protocol) はインターネット層にセキュリティを提供する新しい枠組みであり、次世代インターネットプロトコル IPv6 の機能のひとつである。今回の発表では End-to-End における IPsec の通信モデルについての説明を行い、 End-to-End での IPsec が既存のアプリケーションに与える影響を、(1) 認証による影響、(2) 暗号化による影響、(3) 計算コストによる影響 に分けて調査報告を行う。また、Multicast や DNS といった例を挙げて、IPsec との親和性についての考察を行う。最後に今後の研究方針について述べる。
0051090 福田 勝仁 自然言語処理学 松本裕治 katsu-fu
発表題目:<題目>Generative Lexiconを用いた語彙の多義性解消
発表概要:<概要>Generative Lexiconを用いた語彙の多義性解消の方法について説明し、生成的演算の一つであるType Coercionの実装実験の結果とその課題を述べる。

会場: L3

司会: 李助手

0051091 藤井 邦浩 情報科学センター 湊小太郎 kunihi-f
発表題目: Peer-to-Peer型ネットワークによる検索システムの提案
発表概要: 現在,ディレクトリ型やロボット型と呼ばれる Web検索サービスが広く利用されている. しかしこれらのシステム では情報の更新に遅延が生じることや,サーバダウンに伴ないサービス が停止してしまうことが問題となっている.そこで Napsterや Gnutella などの新たな検索システムが開発され普及する事となった. 本発表では Peer-to-Peer型ネットワーク検索システムである Gnutella の仕組みや利点について紹介し,その問題点を述べる。さらにその問題に 対する改善策を提案する.
0051092 藤田 裕介 情報ネットワーク 山本平一 yuusu-fu
発表題目:ProxyサーバのDiskに関する性能評価
発表概要:近年ではWWWアクセスの際,WWWサーバやnetworkの負荷を軽減するためにProxyサーバを用いてアクセスすることが多くなっている.そのため,Proxyサーバの処理能力が重要になってきている.処理能力を上げるためにはプログラムだけではなく,ハードウェアの選定も重要となる.本発表では,Proxyサーバに搭載されている各種Diskに注目し行った測定の結果を発表する.
0051093 藤中 洋平 情報基礎学 関浩之 youhei-f
発表題目:文脈単一化問題について
発表概要:文脈単一化問題とは、項の単一化問題に文脈変数という変数を導入し、拡張したものである。その決定可能性は現在未解決な問題である。本発表では、文脈単一化問題とはどのようなものであるのかを紹介し、いくつかの既知の結果を紹介する。
0051094 古川 哲也 計算神経科学 伊藤実☆7 tetsu-fu
発表題目: 変分法的ベイズ推定の紹介
発表概要:変分法的ベイズ推定では、解析的には計算できないベイズ推定の問題を変分可能という近似を用いることによって計算可能な問題として扱うことできるようになる。また、ベイズ推定の枠組みを用いることにより、最尤推定では不可能だった 過学習を避けるためのモデル選択も可能となる。
0051095 古谷 伸二 情報科学センター 湊小太郎 shinji-f
発表題目:モバイルエージェントを用いたソフトウェア導入手法の提案
発表概要:計算機の普及と通信手段の発展により、多数の計算機をネットワークで接続した分散システムが広く利用されるようになっている。しかし、異なるOSが多数混在する分散システムにおいては、ソフトウェアの管理(更新・導入)が問題となってくる。そこで本研究では、この様な環境に適しているモバイルエージェントを用いてソフトウェアを導入・更新する手法を考案し、実装を行なう。今回の発表では、モバイルエージェントを紹介し、提案手法を示し、他の手法との比較を行ない、今後の予定を述べる。